ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

普通の人がいない職場

愚痴

昨日の記事の続きってことになるんだけど、工事は中止しますという旨のメールを送ったら、なんの返答もなかった。まあ、こちらの思いは伝わったのだろう。

 

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自分ひとりで工事の中止を決めたのではないということをアピールし予防線を張ったのもよかったのかもしれない。メールのCCには味方についてくれた関係職場の上長を入れておいた。もちろん自分の上司も。それで反撃できなかったに違いない。

 

この職場では内装業者の契約直前のキャンセルということが相次いでいたらしい。ひどいところになると連絡が取れないということもあったとか。

 

でも、なんとなくその業者の気持ちがわかる。こんなわけのわからない担当者と一緒に仕事をしたくないもの。僕だって工事を中止してまで関係を断ち切りたかったのだから。

 

この職場は人事採用もうまくいかないと聞いたこともある。

 

「この辺の地域ではうちの会社の知名度は低いからねぇ」

 

人事担当者はそう嘆いていた。でもね、今回の件を経験してそうじゃないんだと僕は思ったんだな。

 

うちの会社に魅力がない。一緒に働きたいと思うような職場ではないってことなんだと思う。僕だって、こんな職場、投げ出したいもの。

 

なにやったっていい加減だし、法令違反は当たり前だし、常識ない人が多いし。あげればキリがない。会社としてよくやっていけるよなぁって思うレベル。

 

「この職場にいたらストレス溜まるよ」

 

といったのは僕の少し上の先輩。彼は僕より3年くらい前にこの地に赴任した。まともな仕事ができる人間として、今の職場に配置され、もがきながら頑張っているらしい。

 

事実、僕はこの先輩と仕事の打ち合わせをしたときに「あぁ、久しぶりにまともな仕事してる」って思ったくらいだもんね。それくらいに「普通の人」がいない。

 

中間層がダメなんだよね。自分の意見ばっかり主張しちゃって、あるべき姿を描こうとしない。できない理由ばかりを並べる。間違いに気づいても頑として譲らない。こんな人間はどうにもならないから無視するしかない。無視することのデメリットもあるけど、メリットの方がはるかに大きい。

 

現場であくせく働いている人はおおむね僕の味方かな。僕の提案を受け入れてくれる。そりゃあ、無駄な作業はできるだけやめて、仕事を効率化していこうってんだから味方になってくれるよね。自分たちが楽になるんだから。

 

この職場はどこから手をつけたらいいんだろうってくらいに問題は山積みなんだけど、僕自身は少しづつ着実に自分の思いを形にしていっている。それを受け入れてくれる人も大勢いる。

 

自分でいうのもアレだけど、まあまあ頑張っていると思うよ。