ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

モノを捨てると鬱になるのはなぜか?

鬱

最近は、完全に朝型生活です。21半就寝。4時起床。実に健康的です。無理して寝てるわけでもありませんが、寝るのも疲れるんですよね。おばあちゃんが入院中によく言ってました。「そうそう寝てばかりはいられない。寝てるのも疲れる。」って。ずっと寝てると、床ずれします。寝てるだけで、組織が壊死してしまうそうです。

 

組織の壊死。会社の組織にも同じことがいえますかね。モノに対しても同じですかね。死蔵品なんていいますからね。この言葉みてるだけで、ゾワッってしません?負のオーラ出まくってる気がします。

 

し‐ぞう【死蔵】

活用しないでしまいこんでおくこと。退蔵。「名品を―に任せる」
活用しないで、むだにしまい込んでおくこと。

 

朝早くに起きて、なにをしているか?他の人のブログを見ています。するとね、無性に自分のブログを書きたくなるんですよ。自分の感性にふれたキーワードをひとつでも見つけると、そこからいろんな考えが浮かんできます。夜だと脳は疲れていますから、こうはいきません。せっかく浮かんできた言葉を「逃すまい!」と思って、こうしてブログにしたためるわけです。

 

 自分の考えって瞬間的なものですから、逃すと捕まえられないことって多いんです。自分の考えがフラフラしてるからなんでしょうけど。だからこそ、こうやって文字にして、一瞬の考えを残しておきたいんです。

 

「ミニマリストなんだから、ブログさえもいらないだろー。」っていう考えを聞いたことがあります。自分の考えって自分にしかない唯一無二のものですから、ミニマリストといえど、それくらいは残しておきたいです。それをやらずに、形あるものだけを捨ててしまうと、よりどころがなくなってしまいます。「モノを捨てると、鬱になるよ?」っていう記事をたまに見ます。よりどころがなくなるからじゃないかなって思うんです。

 

より‐どころ

  1. 頼みとするところ。支えてくれるもの。「心の―」「生活の―を求める」
  2. ある物事が成り立つもとになるもの。根拠。「判断の―を明らかにする」

    出典:拠り所(ヨリドコロ)とは - コトバンク

 

モノを持っているときはモノに依存し、それをよりどころにしている。それらを捨てる過程では、捨てる快感をよりどころにしている。全てを捨てたとき、よりどころがなくなり、どうしていいのかわからなくなる。

 

モノはなくても自分は存在します。自分自身を鍛えたり、自分の頭で考えることができます。体を鍛えるのは限度があるでしょうから、考えるという生活に重点をおくことになります。考えは無限です。その考えをまとめるためのツールがブログである。どうですか?自分で書いてて、なかなかいい結論に達したなと思いました。これも朝ブログの成果です。自画自賛です。