決断疲れの回避方法はミニマム化すること
人はいろんな場面で悩みます。今日のランチはなににしようか?今日はどんなネタで記事を書こうか?今日はなにを着ていこうか?決断をせまられるわけです。決断するにはパワーが必要になり、それを消費していくと疲れます。そんな決断疲れについて書きたいと思います。
どちらのジャムがより多く売れるか?
通常、アメリカ人が一日に決断する数は約70だそうです。24種類のジャムと6種類のジャムをそれぞれのブースに用意し、どちらが売れるかを実験。結果は6種類のジャムの方が圧倒的に売れたといことです。選択肢が多すぎると逆効果なんですね。
家計の見直し
今、車の任意保険の乗り換えを検討しています。これがなかなかな気がのらない。どう考えても面倒な作業です。世の中にはたくさんの保険会社があって、たくさんのプランが用意されています。人身損害の場合、5000万までの保証にするか、3000万までの保証にするか。入院時の特約はどうするか?車の補償はどうするか?
選択肢が多すぎます。保険の内容もわかりにくときてる。小さな字でいろんな注意事項がこれでもかと書かれています。面倒な作業なんで、ついついなにも考えずに契約更新してしまいがちです。
ミニマリストになって決断疲れしらず生活
日々パワーを消耗していく多くの選択肢。それ回避するにはどうしたらいいか?そう、ミニマリストになればいいんですね。できるだけモノを減らしていく。毎朝、どの服を着ていくかなんて悩まなくてもすみます。
自分の中の「定番」を決めるとラクです。朝食はパンとヨーグルトと少しのフルーツ。シャンプーや洗剤は定番を買う。少しでも安く買いたいなんて思ったら、あっという間に選択肢は増えますから、迷わず定番を買う。悩んでいる時間のほうがもったいないです。
自分で決めた生活パターンを守るのも選択肢排除の方法かもしれません。朝起きたらコーヒーを飲む。時間になったらウォーキングをし、筋トレをする。今日はやめておこうかなぁなんて考える前に着替えて玄関の扉を開けるんです。
決まった時間に会社に行き、定時で帰る。買い物は月曜日と木曜日。夕食は定番サラダと定番お味噌汁に定番じゃないもの2品をつくる。さすがに同じものばかりだと飽きますし、栄養バランスもよくないですからね。
自分の中の定番を見つけ出すには、いろいろやってみないといけません。マキシマムな生活を送っているからこそ、ミニマムな生活にたどりつけるんだと思います。大切なのは、ミニマム生活を目指すこと。いつまでも、多くのモノに囲まれた生活をしていたら、疲れきってしまうんじゃないですかね。