甲州にごりワイン(酒折地区)は飲み方を工夫して二度楽しむ
甲州にごりワイン。このワインは基本的にはこの時期(11月)にしか出てきません。 以前に通っていたワイン教室の先生からすすめられたのが三年ほど前だったでしょうか。それ以来、僕はこの時期にこの甲州にごりワインをいただくのが楽しみになっています。
例年ですと、そのワイン教室を開催していた酒屋さんで予約をして買うのですが、今年は僕が予約しようとした時点で予約受付終了。え?まさかの売り切れです。しかたなくネットで注文しました。値段は1600円程度。
澱
にごりワインという名の通り、瓶の底に澱(おり)が見られます。上の写真の白い沈殿物がそれですね。瓶をふって混ぜれば、にごりワインになりますが、まだ振らないように。そして、しっかりと冷やしておきましょうね。
甲州にごりワインは三種類ある
ちなみに甲州にごりワインには三種類あるようでして、僕が紹介するのは酒折地区のものでございます。
- 酒折地区:フルーティで甘さと酸味のバランスがよい
- 八幡地区:香味豊かな味わいが特徴的。しっかりボディ
- 穂坂地区:爽快でフルーティな味わい。きりっとした酸味が特徴的
飲み方1 にごらせないでいただく
にごりワインというからって、なにもに濁らせていただく必要はありません。むしろ、濁らせないでいただきたい。 コルクをあけるときは、にごらないように気をつけて。ワイングラスに注ぐときもそーっと。
色は写真のようにきれいな黄金色をしています。香りもフルーティ。口にした感じはピリッと微炭酸を感じるようです。
甘口ですが、いやな甘さではなくいくらでも飲めそうな感じです。できたてのろ過していないフレッシュな状態で瓶詰めしているので、実際に炭酸ガスを含んでいるようです。
飲み方2 にごらせていただく
次は澱の部分をよく混ぜて、にごらせた状態でいただいてみましょう。甘みが増します。微炭酸は感じられなくなりますが、フルーティーさは強くなり、ジュースのようになります。食後にデザートと一緒にいただくのもいいかもしれません。
寝かせるとどうなるでしょうね
甲州にごりワインはフレッシュさを楽しむものなので、あまり寝かせるものではなようです。だいたい半年を目処にいただくのがよろしいとのこと。僕は試しにと一年間寝かせてみました。さて、どうなっていることやら。感想は後日、追記することにしましょう。
後日の感想)あんまし違いがわからなかったです。あえて寝かせる必要はなさそう。