ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

知識のぶつかりあい

有言実行度がすごいなと思った。昨日の会合のことである。

 

「じゃあ今度、ご飯でも行きましょう」というのは挨拶みたいなもので、その機会が訪れることはほぼない。でも、このメンバーに限ってはそうはいかないのだ。次はここ!という話になると、あっという間に次の旅行の日程が決まってしまう。日取りはもちろん、どの時間の飛行機に乗っていくかまで。

 

あぁ、すごい。これはすごいことだと思う。「ちょっとスケジュール確認をしてから、ご連絡しますね」と返事をした場合には、それは十中八九「参加しません」と返事をしたのと一緒。本当に参加する気があるのなら即答するはず。

 

僕は即答などしなかったのだが「行くわよね?決定ね」と僕の返事などまたずに話がトントントンと進んでしまうのだ。優柔不断な僕にはこれくらいがちょうどいい。

 

ハイスペックな人たちなのだと思う。時間もお金もあって好きなように生きる。二極化っていうの?ついていくのは大変だなぁって思う。

 

僕は基本的には感覚で生きている。知識は乏しい。僕の場合、美味しいものは「美味しい」とそれだけ。ハイスペックな人たちは「これはどこどこ産で本場はどこで、おすすめなのはこのお店」と美味しい以外の情報が盛りだくさんとなる。そういうのが語れる人間になるたいと思うのだが、いかんせん「美味しい」以外の情報が入ってこない。

 

そういう情報は知っている人にお任せしておけばいいのだ。知識のぶつかりあいは、なかなかに見苦しいものだから。