ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

この先の住処について考えてみる

家

もし、また転勤ってことになったら、会社をやめてもいいかなと思っている。そうなれば早期退職ってことになって、少しは退職金も上乗せされるはず。

 

少なくとも5年は今の職場にいるつもり。でも5年くらいじゃ、大した仕事はできない。頑張っても「普通の職場」レベルにしか持っていくことはできない。

 

地元の家は一軒家で放置状態。兄弟に「たまには風を通しておいてくれ」と頼んではいるけど、期待はしていない。多分、放置されていると思う。

 

5年も放置したとなれば、もう住めないんじゃないかな?リフォームしてまで住もうとは思わない。住んでいるときからボイラーの調子は悪くて騙し騙し使っていたような状態。

 

木々に囲まれているので、夏は涼しくていいけど、冬は寒い。顔が冷たくて目が覚めるくらいに寒い。凍える。

 

それに僕だけが住むには大きすぎるのだ。冬と夏とで部屋を使い分けできる贅沢さはあるけど、だから再びそこに住もうって話にはならない。

 

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家も土地も僕の名義だけど、兄弟に譲ってもいいかなと思っている。貰ってくれればの話だけど。仮に貰ってくれなかったら「じゃあ売る?」と問いかけてみる。きっと売りたくはないというはずだ。生まれ育った家だから。

 

あの家を離れて半年足らずで、僕は生まれ育った家への執着がなくなった。持て余し、今後どうしようかと悩む家。悩みの種になるくらいなら、あっさりと手放したい。そして気のむくままにいろんな土地で生活してみたい。

 

でも、考えるのはある程度年齢がいっていからのこと。無職となった独り身にすんなりと部屋を貸してくれるだろうかと。

 

貸す側にとっては孤独死という問題があります。誰も気がつかないうちに亡くなっていて、部屋が悲惨な状態になるとか。そうなった場合に残された荷物の問題とか。お金の問題とか。

 

需要と供給のバランスで借りる側が優位にたてる時代なら多少のリスクはおかしてでも貸してくれるのだろうけれど。

 

ドアの開閉とか水道メーターの情報が大家さんのところに飛んで行って、安否を確認できるシステムなんかあったらいいのにねって思う。

 

そんなことを考えたら、今から賃貸アパートなんかを作るのだったらIoT対応アパートにすべきだね。高齢社会に則した住まいの提供。老人ホームなんて入りたくないもの。

 

もう亡くなっちゃったけど、入院していたおばあちゃんが言ってた。「ここは年寄りばっかりで気が滅入る」って。