トランクひとつもいいけど、葛籠ひとつも粋だよね
今、葛籠(つづら)が強烈に欲しいです。モノを欲しがっていてはミニマリストにはなれませんね・・・。
衣装ケースって、今はプラスチック製のものを使っています。以前に書いた記事に写真が載っています。って紹介するほどのものでもないですけどね。
葛籠に思いを寄せる慎ましやかな生活
んで、ふと、なぜか葛籠が欲しいって思ったんですね。トランクひとつもいいですが、葛籠ひとつも粋でいいじゃないですか。葛籠ひとつ生活に思いを馳せています。欲しいなぁって思ってる間ってなんだか楽しいですよね。思いは募るばかりで。恋ですよ、片思いですよ。
葛籠を所有した時の生活を想像してみます。できれば、葛籠1つに衣類の全てを仕舞いたいです。あ、でも、冬物と夏物で分けたいので、大小2つくらいがいいですかね。調べてみたんですけど、引き出しタイプの葛籠ってないみたいですね。上に蓋が付いているタイプがほとんどのようです。少し面倒かもしれないですけど、それもまたかわいいじゃないですか。
やはり高級品ですね
値段を調べてみましょう。85*37*21cmで45,000円です。基本、万単位です。いやー、やはりいいお値段しますね。とりあえず、値段は見なかったことにしておきます。次、行きましょう。
楽天とかAmazonとかでも検索してみたんですけど、取り扱ってないみたいなんですよね。職人さんの手作り品だし、そもそも作れる職人さんも少ないし、一般的な品ではないんでしょうね。
Amazonにありました。やっぱかっこいいわー。
葛籠について調べてみた
では、葛籠について少し調べてみましょう。そのルーツは縄文時代に遡るようです。そうですよね、葛籠ってツルを編んだものですから、そんな昔からあってもおかしくないですよね。
それが時を経て、元禄時代に商人が婚礼家具として売り出したのが一般的に広まっていったということらしいです。収納ボックスである葛籠を手に入れれば、中に何か入れたくなりますね。なるほど、こうやって人々が所有するモノはどんどん増えていったわけですね。
葛籠の特徴
- 通気性が良い
- 柿渋と漆により防虫、抗菌の効果がある
- 耐久性がよい
- 軽い
昔の人の知恵ですね
なかなかよく考えられてますよねー。昔の人の知恵はホント凄いと思います。今のように情報過多ではなかったはずなので、知恵を振り絞っていたのでしょうね。やはり、モノと向き合って考えるということは大切ですね。
今回の葛籠にしろ、応量器にしろ、昔から受け継がれている日本のモノに非常に魅力を感じる今日この頃なんです。ただ、気軽には買えない値段。手が届きそうで届かないところにあるからいいんですよね。暫くは思いを寄せておいたままにしますよ。片思いです。片思いくらいがちょうどいいんです。恋っていいですねー。
<まずは捨てないと!>