ドライヤーから火花が飛び散って、それはそれはキレイだった
こんな寒い日には熱いお風呂が実に心地よい。42度くらいの温度がちょうどいいとはわかっていても、それよりも少し熱めのお風呂に入り、「くぅぅーーー」と唸るのがまたいい。
エプソムソルトを使用しはじめて、およそ一ヶ月。その効果は、、、、よくわからない。よくわからないが湯冷めしにくいことは確かだ。
あともう少しでそのエプソムソルトの在庫もなくなる。再購入すべきか、他の入浴剤に切り替えるべきか悩む。悩んでいるうちにエプソムソルトの在庫は底をつき、僕は湯冷めして風邪を引いてしまうだろう。
そして、風呂からあがった僕はいつものようにドライヤーで髪を乾かす。その瞬間!
バチッ!!!!
「うわっ!」
火花が散った。ドライヤーから慌てて手を離す。洗面所の中にドライヤーがカランコロンと音を立てて転がる。
どうしよう、水で濡れてるかもしれない。濡れたままでそれを手にするのはあまりに危険すぎる。
僕はそう思い、濡れた髪のままブレーカーがあるところまで椅子を運んだ。僕はその椅子の上に立ち、高いところにあるそれを確認する。ブレーカーのスイッチは沢山ある。えぇい、面倒だ。大元から切ってやれ。
ガシャッ
僕の家は一瞬にして暗闇につつまれる。そしてドライヤーが転がっているところに戻り、そのプラグを抜く。これで一安心だ。再びブレーカーのスイッチを入れると、もとのほんのりと明るい我が家に戻った。
「あー、線がむき出しになってる」
ドライヤーのコードの一番端。一番負荷がかかる場所の線がむき出しになっている。大事に至らなくてよかった。下手したら感電していた。真っ黒こげになっていた。いや、これくらいではならないか。
まあ、いい。それどころではなく髪が冷たい。早く乾かさないと風邪を引きそうだ。けど、ドライヤーの予備などあるはずもなく・・・。温風ヒーターだ。あれで髪を乾かそう。少し無理な体勢を取りながら、温風ヒーターの前で髪を乾かす。これが意外と早く乾く。ドライヤーいらないかも。いやいや、髪を乾かすだけなら、それでもいいかもしれないが、髪をセットするには無理があり過ぎる。
とりあえず早速明日、ドライヤーを買わなくては。今回、壊れたドライヤーは確か1480円くらいの安物だった。
その前に買ったドライヤーは奮発して買ったマイナスイオンを発生させるというドライヤーだった。一万円近くしたと思う。でも、わずか一ヶ月くらいであっけなく壊れた。
高いから壊れにくくて、安いから壊れやすいってものでもないみたい。今回も安いヤツでいいと思ってる。あと、使っている最中に火花が散らなければ、それでじゅうぶんだとも思っている。
(追記2016/1/26)
温風ヒーターで髪乾かすとパサパサになるので、やめておいたほうがよさそうです。