ポイントという欲が溜まって僕はどうしようかと悩む
ポイント交換で得たiTunesの残高が貯まってきた。どうやって使うべきかなぁと僕は悩んでいる。
音楽で最近、嵌っているのはボカロ。なんだか聞いていて楽しい。家でYouTubeで検索しては聴いている。そして歌っている。
ボカロは基本的に早口である。人間が歌っているわけではないので、息継ぎのタイミングなんて考慮されていない。
それをどうにかして歌ってやろうと繰り返し努力するのが楽しい。その努力を少しでも仕事に向けることができればいいのだが、そうもいかない。
CDは最近ではほとんど買うことはない。数年に一度、お気に入りのアーティストのCDを買えばいい方だ。それさえも、最近ではダウンロードでいいやと思いはじめている。
歌詞カードを広げて見ることはないし、CDジャケットをインテリアとして飾ることもない。ジャケ買いなんてものも最近ではしない。
歌詞が見たければ、ネットで検索する。ジャケットも含めて作品であるはずだった音楽なのに、そこまでの愛着がなくなっている。
溜まっているのは、iTunesの残高だけではない。おこづかい稼ぎとしてポイント系サイトやアンケートなどにも参加しているのだが、それらのポイントも貯まっている。節約のために数円でも安いものを手に入れようとチラシを血眼になってみたり、店をはしごするよりはポイントをゲットするほうが節約になる。なんだかんだで年数万円にはなると思う。
ポイントを現金化する際のレートはだいたい1ポイント=1円である。Amazonポイントなどに交換する場合はそれよりも若干レートがよくなる。だから、ついついレートのいいAmazonポイントなどに交換してしまうのだが、これがワナとなる。
「まあ、ポイントだから多少無駄使いしてもいっか。」
「せっかくポイント貯まったのだから使わないと損だな。」
そうやって結果的に損をする。わかっている。わかっているのだけど、元来のセコサはなかなか治らない。それでも以前に比べればずいぶんと賢い買い物ができるようになっている。
有効期限のあるポイントは無理して使わない。たかが数百円分のポイントのためにたいして欲しくもないものを買わない。そう自分に言い聞かせるのだけど、どこか気になるんだよなぁ。あぁ、600ポイント消滅しちゃったなって。セコイな、自分。
お金だって結局はポイントなんだよなぁ。円であれば、日本全国どこでも使えるポイント。そう考えれば、通帳にポイントが溜まっていったところで、どうってことないように思える。