ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

非定型歯痛対策

歯痛

歯が痛いってことにできるだけ気がつかないように生活している。だけど、こうやってブログ記事にすれば思い出さざるを得ない。だったらやめておけばいいんだけどさ。これも経験だからね。痛いのも貴重な経験。こうやって記事にしておけば誰かの役に立つかもしれないしさ。

 

猛烈に歯が痛くなったのが先週の水曜日。同じ週の金曜日に歯医者に行くとなにもしてないのに痛みが治まった。一瞬だけね。次の日には思い出したように歯が痛くなった。でも痛くなったのは今まで痛かった歯とは別の歯だったのだ。

 

痛みが移動するのは非定型歯痛の特徴らしい。歯自体に問題があるのであれば痛みが移動するなんてことはないよね。神経回路がおかしくなっているのだと思う。しかも痛みの種類が違う。噛むと痛い。以前は常にズキズキと疼く感じだった。噛まなければ痛くない。熱いものや冷たいものの影響もない。反対側の歯で噛もうと心がけてもどうしても反対の歯もカチッとかんでしまう。その一瞬は痛いけど、それさえ我慢すれば問題はない。鎮痛剤を服用する必要もない。

 

先日までは痛い歯が気になるからついつい舌で探るようにしていたが、それもやめた。できるだけ放っておこう。痛いと思い始めると痛いような気になってくる。お酒を飲むのもやめた。調子が悪い時はアルコールは摂取しないほうがいいのはどの病気も一緒だと思う。本を読むことに集中する。仕事に集中する。「社内ニート状態だ」という記事を昨日書いたのだが、他部署に「仕事くれぇ」と営業をかけると、あっさりと仕事は見つかった。ほらみろ、僕はやはり必要とされているのだ。生まれてこなくてもよかった人間ではなかったのだ。仕事に集中していると歯のことなど忘れるし、時間が経つのもあっという間。いいね、社会人はこうでなくていはいけないよ。

 

旅行の予定もいくつか入れた。旅行の計画を立てるのは楽しいね。実は半分無理矢理立てた旅行の計画だったのだが、宿をとったり、歌舞伎のチケットを取る段取りをしている間に楽しくなった。「梅雨時期は雨が多いから出かけたくないなぁ」「夏は暑いから出歩きたくないなぁ」なんて思っていた。元気な時にはそんなことなんておかまいなしなのにね。気が向かなくても行動に移してみたほうがいい。そうすることで気が向いてくるから。

 

非定型歯痛の治療にはうつ病の薬が処方される。ノルアドレナリンをドバドバ出さないといけないからだ。そんな薬は使いたくないから自分で気力を上げている。徐々にではあるが、歯の痛みも治まっているような気がする。あと一、二週間もすれば回復するさ。自分に呪文をかけている。