ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

左と右のバランスの問題

「アズさんはいつも左足が短いですよね」

 

いつもお世話になっている整体師さんにそう言われた。僕は左足の方が短いのだという。

 

仰向けの状態で右足と左足を並べてその差をみる。「そんなの並べ方次第だろう」と思うも、そんないい加減な測定をしたところで整体師さんにはなんのメリットもないのだから嘘ではないのだと思う。

 

骨盤周りの調整をしてもらう。体のバランスも整える。終えたあとに、また両足を並べてその差をみる。

 

「整いましたね」

 

と言われるも、自分では確認のしようがない。

 

右足と左足の差が生じるってどういうことだろう?僕は普段の生活に注意を払ってみることにした。すると、僕は普段から右足に重心をかけるくせがあることに気がついた。

 

料理をしているときでも歯を磨いているときでも、くせで右足に重心をおいてしまう。

 

これが原因なのではないかと思い、できるだけ左足に重心を置くようにしている。でも、意識していないとついつい右足に重心がいく。

 

ストレッチや筋トレをしているときでも、体の左側が弱いことに気がついた。右足に重心をおき左足を伸ばす動作はなんてことないのだが、その逆をしようとすると、途端に難しくなる。全然、力が入らないのだ。

 

右ききのくせなのだろうか?とすれば、たいていの人は体の左側が弱いのだろうか?

 

「あなたは左足の方が短いですか?」なんて他人に質問することもできないから、その真意はわからない。