ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

頭が違う人の顔を立てる僕は二枚舌

「明日の朝までにアズさんの思いを聞かせてください」

 

人事異動に関する情報ローエーの件。僕が所属するチームの異動がこの春に予定されていて、はなれ小島にいる僕は選択肢を迫られているのだ。選択肢は以下の三つ。

 

  • 本土に戻る
  • はなれ小島で骨を埋める
  • はなれ小島兼本土

 

いずれも一長一短。

 

この島の90%は未開拓。やるべきことはたくさんある。ここは文明開化よりもはるか以前、時代に取り残された地だ。せめて平成の時代、Windows95が発売されたばかりの時代にしなければならない。本土に戻るという選択肢はない。

 

では、このはなれ小島で骨を埋めるか。情報が遮断されてしまうのは困る。僕自身が時代に取り残されてしまう。骨を埋める覚悟はあるが、本土との交流手段は考えなければならない。

 

だとすれば、兼務という選択肢しかない。しかし、問題になるのが、それぞれを取り仕切っている頭が違うということ。決して争いあっているわけではないが、頭が違うといろいろと問題も出てくる。どちらの顔も立てる必要があるし、二枚舌でうまく間を取り持たなければいけなくなる。

 

頭が違う人の顔を立てる僕は二枚舌。バケモノ同士の争いみたいだ。