ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

堀江貴文「むだ死にしない技術」を読んでの感想

むだ死にしない技術

むだ死にとは

予防できる手段があるにも関わらず、何の手も打たずに病気にかかって命を落としてしまうこと。あるいは、知識不足や怠慢から検診や治療をせずに健康を害し、生活の質を損なうこと。

 

146ページの薄い本書。目次等を除けば実質100ページくらいしかありません。一時間程度で読めます。そのわりには影響力が大きかった。

 

ピロリ菌のこわさ

本書の1/3くらいはピロリ菌のこわさについて語っています。ピロリ菌とは胃の中に住む細菌のこと。このピロリ菌が胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因になっているらしいのです。これは一度感染すると除菌しない限り、ずっと胃の中に住み続けます。だから除菌をしないといけないのですが、その前に「自分の胃の中にピロリ菌がいるのか?」を調べる必要があります。

 

www.p-project.jp

 

このサイトは著者がクラウドファンディングで立ち上げた胃がんを防ぐための運動です。このサイトからピロリ菌簡易検査キットを購入することができます。僕は早速これに申し込みました。値段は3,980円。結果がでたら報告します。

 

検診の重要性

僕は会社で年一回健康診断を受けています。これについては何度か記事にしました。結果は毎年ほぼ良好。この健康診断で胃がんが発見された後輩もいました。しかし、見つかったときはすでに手遅れの状態。若さゆえ転移するのも早かったようで半年後に亡くなりました。

 

検診や病院へは悪くなってから行くものではない。悪くならないように事前に予防するように通うものだと本書では語っています。その通りだと思う。だけども、健康であるときはそのありがたさなんて実感できず、病気になってはじめてありがたさを感じるもの。忙しいから面倒だからといってついつい予防を忘れがちです。これは自覚で対応するしかありません。

 

歯の大切さ

歯周病は日本人成人の八割が感染する国民病。放置すれば菌が全身にまわる感染症です。口内を清潔にすることはとても大切。これについても僕は何度か記事にしてきました。

 


今では年四回必ず歯医者でクリーニングをしてもらうようにしています。歯石をとってもらい、クリーニングをしてもらうと歯はピカピカになります。白い歯だとそれだけで気持ちいい。

 

生命保険って必要?

病気になることを前提とした生命保険って必要でしょうか?それよりも病気にならない体作り、予防のほうが大切じゃないでしょうか?そのほうが結果的にお金はかからないはずだし、なにより楽しく生きられる。

 

高齢になったら病院にお世話になるのは当たり前だなんて思わない。食べることを大切にしストレスのない生活を送る。体を動かす。自分のことは自分でする。これから先の自分を大切にしていきたいと思います。