WealthNavi for ソニー銀行への申込みをした(AI運用方法等について)
ソニー銀行では2017年12月14日より、ロボットアドバイザー「WealthNavi for ソニー銀行」の提供がはじまりました。
この記事では「WealthNaviとはなにか?」から「実際に僕が申し込みを行った手順まで」を公開します。
- WealthNaviとは
- どのくらい儲かるの?
- 運営会社が破綻したらどうなるの?
- どうして申し込みを行おうと思ったのか?
- WealthNaviの手数料について
- WealthNaviへの申し込み手順
- 最低投資金額はいくらから運用可能?
- 資産評価(随時更新予定)
WealthNaviとは
WealthNaviとはウェルスナビ株式会社が提供している自動で資産運用をしてくれるロボットアドバイザーのことです。いわゆるAIですね。
資産運用の全てを個人の力で行おうとすれば以下のことが必要になります。
- なにに投資すべきか?国内株か?外貨か?等
- どの金融商品を選択すべきか?
- 入金、発注、積立等の手続き
- 再投資、再配分をどうすべきか?
- 税金の支払い
WealthNaviでは、投資目的さえ設定すれば、上記の全ての作業を自動的に行ってくれます。
WealthNaviの特徴的なのは投資先が国内だけではないということ。約50カ国、11,000社以上に国際分散投資を行っているという点です。
どのくらい儲かるの?
公式HPによると2016年1月〜2017年11月までのリターンはだいたい10〜25%となっています。どのくらいリスクがとれるか?の許容度によってリターンは変わってきます。
2017年12月時点では世界的に株価は上昇傾向にありますから、運用実績を鵜呑みにすることは危険でしょう。運用実績としては今がMAXくらいに考えていたほうがいいかもしれません。
運営会社が破綻したらどうなるの?
WealthNaviの設立年月日は2015年4月28日で、最近のことです。実績の浅いこの会社、大丈夫でしょうか?
WealthNaviは金融商品取引業いわゆる証券会社です。証券会社も銀行と同様に1000万円までの元本とその利息までは保護される仕組みになっています。
現状では破綻しても大丈夫と考えてよさそうです。
どうして申し込みを行おうと思ったのか?
投資には興味があり、個別の株投資もしています。しかし、これが実に面倒くさい。
利益を出すためにはそれなりに勉強をしなければいけません。売買のタイミングも気にする必要があるでしょう。
僕自身のいちばんの問題点は「心理に影響される」という点です。損切りはとても難しい。そのタイミングを逃して損が拡大すれば、ますます売れなくなる。結果、塩漬けになります。
逆に株価が上昇すれば「もっと上がるかも」という欲が出てしまい、結局、売り時を逃します。
そんな人間の心理に影響されず、自動で資産運用してくれるという点に惹かれました。
WealthNaviの手数料について
WealthNaviを利用すると、もちろん手数料がかかります。その設定はとてもシンプルでわかりやすいものになっています。
手数料(預かり資産の年率)
- 3000万円まで 1.0%
- 3000万円以上 0.5%
売買手数料、入出金手数料、為替手数料は全て無料。
逆にいえば儲かっても儲からなくても入金した金額の1.0%は必ず取られるということでしょうか。
運営会社からすれば、儲かっても儲からなくても一定の手数料は入ってくるので、無茶な運用をする必要はないはずです。(まあ、ロボット任せなので無茶をすることもできにあでしょうが)と考えれば、自分の資産を預ける先としては安心できるでしょうか。
WealthNaviへの申し込み手順
このサイトから申し込みをします(こちらは「WealthNavi for ソニー銀行」ではなく、直リンクとなります)
サイトからの申し込み
まずは、無料診断から行うのがいいでしょうか。これは口座開設の有無に関係なく利用できます。
口座開設の際には、以下の書類が必要になります。
- マイナンバー通知カード+運転免許証
もしくは
- マイナンバーカード
これらの書類はスマホ等で写真をとり、サイト上からその写真をアップすることになります。
この時点でサイトへのログインは可能となります。
運用プランの決定
自分に最適な運用プランはなにかを調べるために、まずはリスク許容度の診断を行います。どれくらいリスクがとれるかによって運用方針がかわるようです。
この運用アルゴリズムは全て公開されています。
質問項目:回答とリスク許容度の関係
- 年齢:若い世代ほどリスク許容度が高い
- 年収:年収が高いほどリスク許容度が高い
- 金融資産:金融資産が多いほどリスク許容度が高い
- 投資目的:「余裕資金の運用」や「長期運用」の方がリスク許容度が高く、「短期運用」や「退職後の運用」の方がリスク許容度が低い
- 急落時の対応:投資を増やす傾向ならリスク許 容度が高く、減らす方向ならリス ク許容度低い
出典:https://www.wealthnavi.com/image/WealthNavi_WhitePaper.pdf
書類の郵送
審査に通れば、最短二日後には書類が郵送されます。この書類は簡易書留で送られてきますので、受取りの際にサインが必要となります。
この受取りをウェルスナビが確認したら入金が可能となります。書類を受取ってウェルスナビが確認するまでの時間はわずか数時間です。確認が終了したらメール通知がきます。
入金し運用開始!
通知メールがきたら入金が可能となります。さっそく入金しましょう。 その後、ロボアドバイザーによる自動発注が行われます。
最低投資金額はいくらから運用可能?
基本的には30万円以上からの運用が可能なようです。ですが、キャンペーンにより最低投資金額が引き下げられることもあるようです。
今後の僕の運用実績については、機会があればこのブログで報告していきたいと思います。
資産評価(随時更新予定)
短期的な資産評価をしてもあまり意味はありませんが、参考値として記載しておきます。いずれも円ベースです。
- 2017/12/26 -0.04% (スタート時)
- 2018/01/08 +2.76%