AI投資、ロボットアドバイザーを2年間続けたが、辞めました
2年間、運用を続けたAI投資をこのたび、解約しました。なぜ解約に至ったのか、その理由を書いておきます。
僕はウェルスナビを利用してAI運用をしていました。
- 米国株
- 日欧株
- 新興国株
- 米国債券
- 金
- 不動産
投資リスクを最小限に抑えるためにこのような形で分散投資します。その比率をロボットが自動的に考えてくれるわけです。投資をはじめる前にリスク診断をして、どこまでリスクを許容できるかの結果によって、その比率は変わります。
んで、2年間運用した結果がこれ。
グラフ上側の白枠部分に抜ければプラスで、そうでなければマイナスです。見ての通り、ほとんどの期間がマイナスとなっています。最近になってようやくプラスになってきたので、このタイミングで売却しました。
一応、損することなくプラスでの終了。売却時の手数料等を差し引いて、+2%強の儲けとなりました。
僕にとってAI運用はあまり効率のいい運用方法ではありませんでした。最大の理由は運用手数料の高さですね。預け資産の1%を手数料として取られます。1%というの冷静に考えれば大きな額です。しかも儲からなくても、必ず取られるわけですからね。
僕はこの2年間の間にインデックス投資に興味を持ち始めていました。とにかく手数料が安い。三菱UFJのeMAXIS Slimシリーズは信託報酬率が0.088%~なのです。
バランス型に投資すればロボットアドバイザー同様に分散投資できます。しかもイデコやNISAにすれば税金もかからない。AI投資をすることにメリットを感じなくなってしまったんですね。
例えば、AIが暴落を事前に予知して回避してくれるのならいいのですが、暴落時にはそのまま暴落しちゃっています。そして、上昇傾向にある今でも+2.6%という体たらく。
1%の手数料を払っても、それ以上に儲けることができるのであれば、僕はAI投資を続けていたと思います。同じ長期投資をするのなら、手数料の安いインデックスファンドを積み立てたほうがコストパフォーマンスがいいのでは?というのが今の僕の考えです。