お気に入りとなるシャツを買う方法
僕は今日は買い物に出かけました。春だし、服でも買いに行くかなぁと。
暇つぶしに服を見て回ることはよくあるんだけど、最近ではどれも買う気にならない。僕のアレを刺激しない。ちょっと気になる程度のものであればすぐには買わない。
「ちょっと考えさせてくださいね」と店員に声をかけ一旦、その店を立ち去る。その後、どうしても気になるようであれば再び店に戻って購入する。
でもね、今回買ったシャツはひとめぼれした。試着した瞬間にニヤリとした。これだ!ってね。美味しいもの食べたときって思わず笑みが溢れるでしょ?あれと同じ。自分のアレを刺激されると思わず笑顔になってしまうんだなぁ。
まずね、シャツの前ボタンの配置が面白い(冒頭の写真参照)上にいくほどボタンとボタンの感覚が狭くなっている。だからボタンの数が通常のシャツより多いの。面倒なんて思っちゃダメ。おしゃれは我慢なんだから。
ボタンの種類もひとつひとつ違う。基本が白のシャツだから、ボタンの色が違ってもゴチャゴチャしない。むしろかわいい。
こんなシャツはじめて見ましたわよ。しかもピッチリ細めでストレッチがきく素材。このタイプのシャツは一枚持っていて、それがずいぶんと古びてきたものだから、同じような素材のシャツが欲しかったのさ。何年か越しにようやく出会えた。
このシャツね、実は店員さんが棚の中から引っ張り出してくれたもの。店頭には並んでいなかった。店頭に並んでいたシャツに袖を通させてもらったときに僕が何気なく「もっと袖丈が短かったらねぇ」と言ったその一言がトリガーとなり、店員さんが出してくれたものだった。
店頭に並んでいるものが全てではないのだよ。目に見えるものだけが真実というわけではないのだ。
災い転じて福となす。システム切り替えが延期にならなかったら、僕はこのシャツに出会えていなかっただろう。そう考えれば、システム切り替えにストップをかけたあの人に感謝だな。