ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

収納用に風呂敷を活用することにした話

風呂敷

僕はこの記事にございますように自分の生活からプラスチック製品を排除しようと試みているんですね。ハンガー、小物入れ、調味調入れ等々。

 

プラスチック製品でいちばん大きくて場所を取るものが衣装ケースです。でも、プラスチック製は衣装ケースには最適です。

 

ダンボールにすると虫がついてしまうのでよろしくない。籐のカゴにするとチクチクが服についてしまいそうだし服を傷めてしまいそうなので使いたくない。

 


柳藤編手のかご

 

で、僕は無印良品の竹でできたケースを検討していたんですね。でも、買うのに躊躇していた。どうしてか?やっぱり邪魔なんですね。そのケースにみっちり服を詰め込んでしまえば、その空間に無駄はないですけど、なかなかそうもいかないですね。

 


無印良品 重なる竹材長方形ボックス

 

なにかいい方法はないだろうか?

 

モノを減らしたことによるいちばんのメリットは、こうやってきちんと考えるようになったということです。安易に買わない。安いからといってとりあえず買わない。買ったあとのことを想像する。

 

で、ふと思いついたんです。「そうだ、風呂敷にしよう!」と。

 

風呂敷にしてしまえば無駄な空間は生まれません。使わなくなれば小さく折りたたんでしまえばいい。立体的なケースだと折りたたむわけにはいかないですね。

 

そして想像します。クローゼットの中に並んでいる風呂敷の姿を。実にしっくりきます。あぁ、これだと確信しました。

 

紺色と白の風呂敷包を交互に並べている姿を想像しました。市松模様みたいでかっこいい。全てを紺色の風呂敷で揃えている姿も想像しました。統一感があってなお良い。僕は後者を選択しました。

 

とりあえず二枚を購入。ひとつはインナー、靴下、手ぬぐいなどの小物用に。もうひとつはズボンやニットなど用に。

 

風呂敷

 

使い勝手がよければもう少し枚数を増やす予定。冬が終わったら、ダウンやコートなどを風呂敷にくるんで仕舞う。夏と冬では衣類のボリュームが違いますから、それに合わせて収納容量を調整できるというのは実に便利。

 

風呂敷は結び方によって応用がききます。旅行に行くときにはリュックの代わりにもなる。普段の買い物用としてエコバッグにもなる。

 

風呂敷を選択して、それをベランダに干している姿なんて最高にかっこいい。僕はこれから風呂敷使いになろうと思う。

 


風呂敷 紺 日本製 (三巾 約105cm)