食材を使い切るために行うべきこと
食材を使い切るためにはどうしたらいか?それは簡単な話で自宅の冷蔵庫の中にあるものを全て使い切ってしまえばいいのです。
でも、使い切るためにレシピを考えると足りない食材が出てきて、それを買い足すために、ついついスーパーマーケットに足を運んだりしていませんか?
それが罠です。
別にカレーにジャガイモが入っていなくもいいじゃありませんか。芋系のものがあればそれでじゅうぶん代用できます。もちろん、芋系がなくても全然オッケーですね。
僕は徹底的に食材を使い切りたいときがあって、それは旅行に出かける前です。旅行中にいくら冷蔵庫で保管するといっても、生ものを数日間そのままにしておくわけにもいきません。
そんなときはどうするか。
スーパーマーケットに行くのを三日我慢します。もちろん、その前に買い溜めたりなんかはしません。「今日こそ買い物に行かないと食べるモノがない」と考えてから三日です。
意外となんとかなります。自宅に食べるものがないと思っても意外と探せばあります。レトルトカレーや冷凍食品。パスタや缶詰。少しだけあまらせて冷凍している肉や野菜。
三日我慢して、それらを使い切れば無駄はなくなりますし、冷蔵庫の中がスッキリします。
卵と米があればチャーハンができます。スープは万能です。冷凍してある野菜や餃子、少しの肉。それらをスープにします。ゴマをたっぷり入れてもいいですね。
ミニマム化を目指すのにきちんと向き合って考えるという工程は大切ですね。スーパーマーケットに行くのを三日我慢するということは、限られた食材をどう料理するかを考える工程になります。食材と向き合っているわけですね。食材が限られていれば、その食材を無駄なく使い切ろうとする知恵も生まれます。
考えるのが面倒な人はミニマリストには向いていません。考えずにモノを買ってしまいますからね。ミニマリストという言葉に憧れて、考えずにモノを捨てて、また買うという無限ループに陥るわけです。