ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

家計の見直し術 僕の行った固定費削減の効果

家計の見直し

僕は無駄が嫌いだ。だから支出の見直しを行う。節約したいという意識はあまりない。必要なところには金を使い、そうでないところには使わない。要するにメリハリをつけたいってこと。惰性でかさんでいる出費というのは意外と多いということに今回気づかされた。

 

家計見直しリスト

今回検討したのは以下の項目。家計の固定費となっている出費だ。

 

  • 車の任意保険
  • 浄化槽
  • 火災保険・家財保険
  • 新聞契約
  • テレビ契約
  • 通信費(固定電話、プロバイダー、スマホ)
  • ウィルス対策ソフト


固定費といえば、光熱費。今回それを入れていないのは、もともと出費額が少ないから。電気、ガス、水道はそれぞれ2,000円程で済んでいる。

  

車関係の維持費見直し

車自体をやめることも検討すべきかと思ったが、今時点では荷が重い話なので保留とする。車の任意保険について次回更新時に見直しを行いたいと思っている。ちなみに今の保険料は36,000円くらい。

 

 2015年8月に見直しを行いました。

見直しの結果、車の任意保険は19,500円に。これで年間16,500円の削減。 

 

浄化槽維持費

うちは一軒家で浄化槽が設置してある。浄化槽とは生活排水とか汚水とかをそのまま流すのではなく、いったん溜めておくところだ。それを維持管理するために専門の会社に掃除や点検をお願いしないらしく、それに維持費がかかる。

 

2ヶ月に1回くらい点検にくるのだが、ネットで調べてみると、実はそんなに頻繁に点検する必要はないらしい。これは親が契約したのだが、契約先に言われるがままに契約をさせられているのではないかという疑問が生じた。点検費、清掃費用等あわせて年間40,000円程度の出費となっている。

 

僕は契約先に問い合わせをしてみた。「法律に則った最低限度の掃除、点検に変更したい」と。すると思惑通り点検回数を減らすことができた。それだけで年間12,000円の削減になった。だけども、まだ納得しきれていない部分もあるので検討の余地ありだと思っている。

 

火災保険・家財保険廃止

家の火災保険と家財保険。これも親が契約していたものをなにも考えずに引き継いだもの。それまでは保険のことなんて考えたこともなかったですし、なにが適正もわからなかったから放っておいた。毎月の支払額は1,200円。さほど負担にならないその額も思考停止させていた要因のひとつ。

 

「僕の家が燃えてしまう可能性はどのくらいあるだろうか。タバコは吸わない。揚げ物はしない。放火の可能性はあるが限りなく低いだろう。火災保険は不要かも。

 

家財保険はどうだろうか?燃えて困るものがあるだろうか。とりあえずスマホが無事ならいいや。スマホなら持って逃げられるだろう」

 

などと考えた結果、火災保険も家財保険もやめた。これで年間14,400円の削減。

 

新聞契約終了

次は新聞購読。これも親から引き継いだったた。その契約ももう時期終了。あれば読むけど、なくてもいいかな。溜まった新聞を捨てるのも面倒だし。無駄に広告は多いし。広告見れば買いたくなるし。新聞購読終了で年間27,000円の削減。

 

テレビ休止

テレビはとりあえず休止手続きすることにした。 最大半年間は休止が可能で、それを過ぎても再開の連絡をしない場合は、自動的に解約になるらしい。その半年間にテレビが恋しくなれば、また再開すればいい。ちなみにその場合は再開の手数料として5,000円が必要となるらしい。テレビには毎月1,620円払っていたから、年19,440円の削減となった。

 

通信費(スマホ)

ここ数年の固定費でいちばん大きい出費となっているのが通信費だ。特にスマホの契約。毎月7,000〜8,000円もかかっている。この件については他の記事でふれているので、そちらを参照して頂きたい。年間で72,000円の削減。

 

 

通信費(自宅の回線)

自宅ではWifi環境を整備している。これをやめてモバイルWifiに切り替えようと思ったのだがやめた。Airbnbでその環境にふれることがあるのだが、動画をみようとすると時間帯によってはとても重く見るに耐え難いことがある。これはとてもストレスになるので、しばらくは光回線のままにしておこうと思う。

 

とはいいつつ、自宅の固定電話だけは廃止手続きを行っている。2017年5月現在、手続き中だ。毎月500円の固定電話代を削減すれば、年間で6,000円の節約となる。

 

ウィルス対策ソフト

ウィルスバスターからESETに変更したのはこの記事にある通り。この変更で年間に換算すると2,000円の削減となった。

 

合計年間削減費用

以上の固定費削減の合計は年間約17万円となる。これらを削減したからといってなにか困っているかといえば、全くなにも困っていない。固定費は一度削減すれば、その効果は続く。日々、節約に励んでいるわけでもないので頑張っている感もない。

 

何年か経てば、また新しいサービスが提供されるようになり、もっと固定費を削減できるかもしれない。日々を見直すことはこんなに有効なのだから、今後も定期的に家計の見直しを行っていきたいと思う。