買い物依存症とミニマリストは同じだという件
「買い物しすぎる女たち」という本を読んでいます。まだ、数ページしか読んでないのですが、少し思うことがあるので記事にしておきたいと思います。
両極端にある同じモノ
買い物依存症とミニマリストって結局同じなのかなと思いました。どちらも両極端で、モノを買うか捨てるかという違いだけです。買い物依存症は買い物をするというプロセスを楽しみます。スーパーに行って、欲しくもないものを次々にカートに入れる。なぜ欲しくもないものを買うのか?それを買うことが目的ではなく、買い物をするという行為が楽しいから。それを行うことによってドーパミンがドバドバ分泌されるから。だからやめられない。
ミニマリストも同様。捨てるまでのプロセスが意外と楽しいです。今の生活に必要なのに、それでも捨てようとします。懸命に考え、捨てる理由を探す。鍋ひとつ置いといても邪魔になるわけでもないのに捨てようとします。なぜ捨てようとするのか?モノを手放せたときの達成感が心地よいから。ってことは、ドーパミンがドバドバ分泌されてるんじゃないですかね。だからやめられない。
モノへのこだわりが強いのはどちらか?
買い物依存症とミニマリストはどちらがモノにこだわっているかといえば、もちろんミニマリストですね。買い物依存症はモノ自体には興味がないことも多いみたいですから。ミニマリストはモノにこだわっているからそこミニマリストなわけです。
あなたのためという押し付け
先日読んだ「カイジ「どん底からはいあがる」生き方の話」という本の中に以下のような記述がありました。
世の中にある多くの商品が企業都合で提供されている。あなたのためという押し付けに惑わされるな。
自分の生活に必要だと思っているモノが、実は単なる企業からの押しつけ。必要だと思わされていただけということです。だから、たくさんあるモノを手放したところで、今の自分の生活にはなんら不便はないわけです。
押し付けられないように
押し付けられていることに気がつくかどうか。そのきっかけのひとつがミニマリストでもいいと思うんです。手放してみたけど、やっぱり必要だと思えば、また買えばいい。捨てたり買ったりするのってムダじゃない?と思うのだったら手元に残しておけばいい。
とりあえずが諸悪の根源
なんでもかんでも捨てずにとっておくのは、考えることを放棄しているだけだと思うんです。考えずにとりあえず置いとくのはどうなんでしょう。てかさ、とりあえずってなんだよ。