ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

モノを大切にできない困った人たち

家族の荷物

先日、兄弟の家、別名ゴミ屋敷に遊びに行ったという記事を書きました。実はその兄弟の荷物がうちの2階に沢山あります。そう、沢山あるんです。大半はその嫁の荷物です。

 

 

大事にされないモノたち

なぜかその嫁の母親のタンスまで置いてあります。もう10年くらい置いてあるんじゃないですかね。2階にあのデカイタンスを運ぶとか相当苦労したはず。その苦労もなんの役にもたっていません。一体どうしたいのかわかりません。

 

子どもの頃に使っていたであろう七五三の道具なんかもあります。日本人形もあります。お下がりで貰ったであろう子どもの服も沢山あります。釣道具、タイヤのホイール、車のシート、チャイルドシート、トロフィー、賞状、、、山のようにあります。

 

思い出さないようにしている

兄弟もその嫁も知っているはずなんですけどね、うちの2階に自分達のいらないモノが沢山あるということを。きっと思い出さないようにしているのでしょう。思い出すと処分するなり、持って帰るなりしないといけないですからね。

 

数年前に一度だけ言ったことがあります。

 

「二階の荷物どーすんの?」

 

「うーん。まあ・・・」

 

誤魔化されましたね。明らかに迷惑そうな態度でした。

 

迷惑なのはコッチだから

いやいや、迷惑しているのはこっちだからね。顔も見たことない嫁の母親のタンスなんて置かれてね。家を買ったときにそのタンスを運んで母親の形見として大事にするという話ならわかりますけどね。捨てられないからうちに置いてあるというだけの話です。子どもも成長し、沢山ある服はすでに着られないでしょう。七五三もそのタイミングを何度も逃しています。モノを大切にできない困った人たちなんです。

 

勝手に捨てるわけにもいかず

ひょっとしたら、もうカビて使いモノにならないかもしれませんね。捨てても問題ないんだと思います。放置して早10年ですからね。でも、捨てたことが発覚した時には、、、修羅場まではいかなくても、きっと兄弟の関係にヒビが入るでしょう。「勝手に捨てるなんて酷い。そのうち使おうと思っていたのに。」と。間違っても「代わりに捨ててくれたの?わー、ありがとう。」とはならないでしょう。

 

なかったことにしよう

なので、”2階はウチに含まない。”という前提で今は暮らしてます。そう考えるのが今のところの一番の解決法なんです。何年後かに困るのは兄弟です。面倒なことを先延ばしにしても、その面倒事からは逃れられないんだよ?ま、あのゴミ屋敷に荷物運んでも置き場所ないの知ってるから、ガマンしてやるか。