ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

余裕を持って仕事をこなす方法

余裕

僕は仕事が忙しいと思ったことはほとんどない。システム切り替えのタイミングやその直前はさすがに忙しいけど、それとて年に一ヶ月程度だ。残りの十一ヶ月は忙しくない。通常運転。

 

僕は仕事をさっさとやってしまう傾向にある。新規案件の仕事が持ち込まれれば、徹底して現状把握と問題点の洗い出しを行う。問題解決が難しい案件があればどうすればよいかを考える。自分ひとりで解決できそうになければ応援を頼む。そうやって不安を解消していく。

 

「この仕事をどうすべきか?」それさえわかっていればスケジュールは組める。あとは計画通りに仕事をするだけ。遅れそうなら少しづつ残業を行い遅れを取り戻す。ちょっとずつ頑張るってのが大事。

 

「本稼働は半年後だから少しくらい遅れてもいいや」なんて思わない。そのズレは自分でも気が付かない間に取り返しのつかないズレとなる。気がついたらゴミ屋敷になっていたというのと同じだ。

 

遅れを一気に取り戻そうとすると自分の限界を超えて頑張らざるを得なくなる。気持ち的にも焦りが生じる。その焦りがミスを招き、更なる遅れを発生させる。自分で自分を追い込んでるよね。

 

でも、そういう人は意外と多い。どうにかなるだなんて自分を過信すべきではない。そういった意味では僕は僕自身を信用していない。

 

計画的に仕事をしようと思うと想定外を発生させないようにする必要がある。「こんなはずではありませんでした」それは単なる思い込み。「そんなことは聞いていません」それは単なるヒアリング不足。現状把握は大切だ。

 

人の話を鵜呑みにしないってことも大切。人は自分の都合のいいように物事解釈する傾向にある。適当に話を合わせているだけの人もいる。余計な仕事をしたくないから適当なことをいう人もいる。

 

そこに違和感を感じることができるかどうか。「ん?なんかおかしいぞ」という直感を大切にする。その直感が働かない人もいるけど、こればっかりは経験とかセンスの問題だからしかたがないね。

 

余裕を持って仕事をすると更なる余裕が生まれる。仕事のミスもなくなるから、バグ対応なんてこともしなくていい。余計な言い争いもなくなる。まあ、なかなか話が通じない人も中にはいるけど。そんな人とは最低限の関わりですむようにしたいよね。適当に人をあしらう能力も必要だ。

 

仕事に余裕が生まれると、次の仕事の準備に取り掛かることができる。また将来構想などについても考える余裕が生まれる。

 

将来必ずしなければいけない仕事というのはある。その準備をする。僕は他の人と比べて一年くらい感覚が早い。「そろそろこのネタを出しておこう」と上司に提案書を提出するのだが、それに上司が反応するのはおよそ一年後。普通に仕事をしていてもだいたい感覚がズレている。

 

ということは足並みを乱しているのは僕なのか!?