「やっぱりヘンだよね」の感想 ホリエモン×ひろゆき
いろんな「ヘン」について語られる一冊。世の中にはおかしなルールがたくさんある。国のルール。学校や会社のルール。暮らす地域のルール。自分だけのルール。そんなルールについて対談しています。
とはいっても本書はLINEのみで行った対談だそう。
第1章「働き方働き方・教育」のヘン
- 単純労働は減っていく。誰でもできる仕事に高い給料は払わない
- コネ入社は会社にとってメリットがあるから行うもの
- 学校に行くことだけが全てではない
- 社員の発明=企業のものにすると人は日本から逃げる
第2章「健康健康・食」のヘン
- 遠隔診療や予防医学をもっと進めるべき
- ホテルで食事をすることに意味があるから偽装には気がつかない
第3章「メディアメディア・スポーツ」のヘン
- テレビ局=勝ち組という図式がある中でテレビ離れも加速化している
- 「新国立競技場」問題。民間にやらせるべき
第4章「IT」のヘン
- 電気自動車が普及すると日本の自動車メーカーは困る
- 仮想通貨は「お金の価値ってなに?」ということを考えさせられる
- 古文や漢文の勉強よりもプログラミング教育をすべき
- 日本でドローン開発が遅れたのはヘンなルールのせい
- ガラホは国内にしか需要がない
- 人工知能は実は力技
第5章「事件事件・若者若者文化」のヘン
- SNS発端の事件。SNSを規制しても意味はない
- 恋愛系イベントは面倒ごとが増えて盛り下がる
- 今年の抱負なんて考えない。今から頑張れ
第6章「政治」のヘン
- 北朝鮮対策。北朝鮮にお金をあげればいい
- 国の支援がなくとも面白いものは勝手に拡散する
- 新法案。反対するのはいいが内容を理解しているか?
- 公費の支出はトータルの効果で考えるべき
第7章「経済」のヘン
- 日本はすでに普通の国
- 高額納税者に厳しくすると国外へ逃げるから結局損
- 国家戦略特区でどんどん新しいことをやるべき
感想
ざっくりと箇条書きにしたので意味が伝わらない部分もあると思います。「全体最適を考える」「効率的に考える」これがおふたりの考えでしょうか。他人に惑わされず、自分軸をしっかりと持つことも大切。感情を抜きにして考えているので冷たいと感じる人もいるかもしれません。僕は七割くらいはこの本の内容に共感できました。
ホリエモン×ひろゆき やっぱりヘンだよね ~常識を疑えば未来が開ける~
posted with ヨメレバ
堀江 貴文,西村 博之 集英社 2016-10-26