NTT料金の二重請求?固定電話解約の注意点
クレジットカードの明細なんてほとんどみないのだが、たまには目を通すものだ。みればNTTの利用料金8月分として、全く同じ金額が二重に請求されている。さて、どうしたものか。こういうときは、まずカード会社に連絡をし、支払いをストップしてもらうのがいいらしい。
その窓口となるのは電話のみ。カードもNTTもWEBサイトがあって、どちらも会員登録しているのだが、そこからの問い合わせはできない。なぜメールや問い合わせフォームを設置しないのだろう。電話をするにしても電話番号がわからない。イライラするくらいにわかりにくいところにその表示があった。
電話対応といえば、平日の9時から17時まで。僕は日中は仕事だから昼休みを利用して電話しなければいけない。しかも、なかなか繋がらない。「しばらくお待ち下さい」と繰り返す自動音声。カード会社はフリーダイヤルではないから電話料金もかかる。イライラ。
まずはカード会社に連絡。カード番号、住所、氏名等を聞かれ本人確認をする。二重請求されている箇所を確認してもらうと、NTTに連絡してくれという。
他のユーザーからの問い合わせが多くあり、明らかにNTTのミスだということがわかれば、支払いをストップすることもできるが、今回はそのようなことはないようなので、お客様自身(要するに僕)の方で対応してくれと。
僕はクレーマーのようになりたくなかったので、できるだけ穏やかに話した。それでもオペレータは「大変申し訳ありません」と必要以上に低姿勢。
次にNTTに連絡をした。同様にできるだけ穏やかに。二重請求の詳細を確認してもらったところ、その支払いは実は5月分、6月分だという。
実は4月に固定電話番号の廃止をしていた。廃止をしてもフレッツ光は利用していたので、NTTとの契約は続いたままだった。固定番号の支払い月は二ヶ月ずれていて、その5月、6月分の支払いが今月8月にまとめてされたというのだ。
だからといって、それが7月分と表示されるのは意味がわからない。そんなの混乱するに決まっているじゃないか。そんな思いをオペレータに伝えても仕方がないし、二重支払いになっていないことがわかったので、それでよかった。
「すみませんね、会社の都合で、こんな・・・」
電話を切る間際にオペレータはボソッとつぶやいた。僕は思わず笑った。オペレータもつられて笑った。
そうだよなぁ、大企業というのはこういうわけのわからないルールが存在する。皆がおかしいと思っていてもおなぜだか変えられないルールがある。
それを尻拭いするのは決まって現場の人間。その思いが僕たちの笑いになったのだと思う。