庭木の伐採について、見積もりと実際の作業の流れ
先日の記事にも少し書きましたが、庭木の伐採を行いました。庭木と呼ぶには大きすぎる木。10mくらいですかね。上の写真がそれです。とても素人の手におえるものではないので業者にお願いすることにしました。
写真はないのですが、この右手に泰山木(たいさんぼく)があります。これも同様に7~8mはあるでしょうか。これも今回、業者にお願いすることにしました。
見積もり
とりあえず見積もりをとることにします。見積もりは2社にお願いしました。
- A社 ¥265,000
- B社 ¥11,0800
どちらも現地を見て見積もってもらったのですが、倍以上の差があります。A社は色んなことを幅広く手がけている会社で、その中に緑地事業課があります。B社は木の伐採をメインにしている会社です。
ちなみに切った木は積み置きです。切った木はそこらに置いといてくださいねってこと。これを処分してもらおうと思えば、倍くらいの値段がかかるかもしれません。うちはさいわいにも置く場所があるので、ボチボチ処分する予定です。
作業日決定までの流れ
確認のためか最初だけ電話がかかってきましたが、基本的にはメールでのやり取りです。見積もりに対してOKであれば、その旨を連絡し、作業日を決める。それだけです。
作業の様子
冒頭の写真の木はしご車を使って伐採が行われました。
こんな感じですね。もう大半は切り落とされています。まずは枝の部分だけをチェーンソーでバサバサと切り落としていきます。問題は太い幹の部分。相当な重量がある幹をどうやって処理するのだろう?と興味がありました。
最初に切り落とした枝葉はすぐには処分せずにそのまま置いておきます。幹の部分は持てるくらいの大きさに切っては、その枝葉をめがけて落とします。枝葉をクッション代わりにするんですね。
いくら地上が土だからといって幹をそのまま落としては穴が開きます。うまく枝葉を配置して、他の植木を傷つけないような配慮もされていました。
そうやって切り落とされたのがこれ。
写真は持ち運びやすいようにさらに細かく切断している状態です。それでも一個を持つのがやっとの重さ。自分の胴回りより余裕で大きいです。まるで象の足ですね。
切断面はこんな感じ。テーブルや椅子になりそうです。まあ、しないですけど。
伐採完了
こんな感じで、きれいさっぱりとしました。いや、これだけの作業は素人では無理だわ。これで落ち葉掃きからも解放されます。でも、きっとすぐに枝が伸びるんだろうなぁ。
泰山木の伐採方法
泰山木は最初は葉っぱがついている枝の部分を全て切り落とします。そして、根元の部分に切り込みを入れて、なぎ倒します。
この倒し方がさすがプロとしかいいようがない。切り込みの繊細な角度調整とその手順。いっきには倒さず、様子をみながら徐々に倒す。家と家の間にある木ですから、角度を間違えば大惨事ですが、見事あざやかに切り倒されました。
作業時間
朝の8時30分から開始して14時頃には終わりました。休憩は途中15~20分くらいを一度挟んだだけです。作業者は3名。うち1名は昼過ぎには終了で別の現場へ行かれたようです。
ちなみに僕も作業に加わり、伐採した木を運んでいました。20mの距離を50往復くらいしたかもしれません。いやあ、疲れました。
反省点
伐採した木の全てを積み置きにするのはやめたほうがよかったかなと思いました。特に太い幹の部分。とにかく重いので運ぶのが大変。水分が抜けたら扱いやすくなるのでしょうが、しばらくかかるかもしれません。
感想
思い切って業者に頼んでよかったと思いました。あの値段でこれだけの作業。とてもコスパがいい。満足のいくお金の使い方ができました。
実は裏庭にもっと手ごわい木々がいます。今回、作業者の方にそれについても相談をしてみたところ「一日でなんとかなりますよ」とのこと。積み置きしている木が処分できたら、これらについても、また作業をお願いしようと思います。