「ニッポンの新しい小屋暮らし」の感想
YADOKARIが出版している本「ニッポンの新しい小屋暮らし」を読みました。手のひらサイズの小さな本です。
どれも、まあ、おしゃれ小屋です。山小屋みたいなものは出てこない。
- 仲間でシェアする"秘密基地"小屋
- 都心にたたずむデザイナーズ小屋
- ホムセン資材の"セルフビルド"小屋
- 進化し続ける"ハーフビルド"小屋
- 子どもたちと過ごすリノベ山小屋
- 自然に溶け込むオフグリッド小屋
- 廃材利用のゼロコスト小屋
- 61歳のシンプルライフ小屋
- 自宅の庭につくった「はなれ」小屋
- アートや音楽を学べる山小屋
- 軽トラックで運べるモバイル小屋
- 今すぐチェックしたい「小屋キット」
- YADOKARIについて
僕も小屋暮らしには興味があって、いつかは作ってみたいなぁなんて思っています。作りたい。住みたいではなく作りたいのです。
それは子どものころに誰もが作ったことがあるであろう秘密基地作りの楽しさが原点にあるかもしれません。
山の中で集めた木でまわりを囲い、屋根を作って、ダンボールを敷けばそこは立派な秘密基地。横穴を掘って隠れ家にしようとしたこともありましたが、こどもの力では横穴を掘ることはできず断念したこともありました。
家の中でも秘密基地は作りました。壁とソファのせまい隙間。座布団を屋根に見立てれば秘密基地の完成。その狭さが心地のいいものでした。
それに比べれば本書に載っているのは実に立派でおしゃれな小屋です。当たり前ですけど。
小屋はキットとして買うこともでき、その紹介もされています。一から作るのは難しいけど、小屋を作ってみたいという人にはオススメでしょうか。多少のお金を出すことで「自分で作った感」を得ることができます。