ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

前田裕二「人生の勝算」を読んでの感想

人生の勝算

勝算 

相手に勝てる見込み。勝ち目。

 

自分の人生において勝つとか負けるとか今まで考えたことがなかった。そして多分、今後も考えることはないんだろうと思う。それほど大きな勝負をしようとは思わないもの。

 

改めて自分の生きてきた道って普通なんだと思った。大きく勝とうと思えば、同じだけの負けを覚悟しないといけない。それがこわいから、小さな振れ幅の中で無難に生きてきた。

 

それに対して後悔しているわけではない。むしろ、「まあ、しあわせなんじゃない」って我ながら思う。

 

なんてことを考えながら読んだ一冊です。

 

第3章あたりからが俄然おもしろい。外資系投資銀行時代の話。いい人に出会うといい生き方ができるんだ。これは僕も実感していて、いい人の影響をいい具合に自分のものにできていると思う。

 

結局、人なんだよねぇ。いくら仕事ができても、頭がよくても、自分に魅力がないと人は相手をしてくれない。

 

そして、相手のことを考えながら接しないと人は離れていく。全く人の話を聞かない人とはしゃべりたくないじゃない?考えをおしつけてくる人って面倒じゃない?自分を理解して欲しければ相手を理解してあげないと。

 

「社長の本」はまあまあ読んでいるけど共通しているのは「やりたいこと」があって、それに向けてひたむきに努力しているってこと。結果、お金が入っているってだけのこと。

 

人はその結果しか見てなくて「どうせ金儲けのためでしょ?」的な目でみる人は多いけど、そうじゃないってこと。お金ってある程度持っていれば、それ以上は興味がなくなるんですねぇ(僕はそこまで持っていないですけど)

 

ちなみに著者がやっているビジネスってSHOWROOMってやつです。リンク貼っておきましょうね。

 

www.showroom-live.com

 

いわゆるストリーミングサービス。ライブ配信とかね。そういう系。僕は残念ながら、こういう系は全く興味がないんですけどね。

 

著者の原点がこのサービスをはじめるきっかけになったようです。詳しくは本書にて。