ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

新しい生活の一週間

新生活

新生活がはじまって一週間経ちました。目が腫れました。ストレスでしょうか?抗菌作用のある目薬を買いにいかねばなりません。なんとかして週末の間に治したい。

 

体調が優れないわけではありませんが、なんとなくしっくりきません。体が慣れてないから?この部屋の八割方は僕の部屋になりましたが、残りの二割にどこか他人の空気を感じる。気持ちが落ち着かないのかもしれません。繊細なんですね、僕って。

 

会社まではそれなりに距離があるのに通勤時間はとても短くてすみます。この辺の住人は異常なまでにスピードを出すのです。

 

僕はできるだけ普通の速度で運転したいのですが、そうもいきません。時速60kmで運転していたら、次々に後車に抜かされます。そして方向指示器も出さずに目の前に割り込んでくる。きっと頭がおかしな人たちなのです。

 

で、僕も頭がおかしくなりつつある。ひとりで法定速度を守って車を運転していると「空気が読めないやつ」になってしまいますから、仕方がなくまわりの人たちに合わせるのです。

 

それでもすごいスピードで追い越す人はいる。頭がいかれているのだと思います。普通の道路を時速100km超えで追い越していくのですから。しかも高齢者マークを貼っていらっしゃる。免許証を返上すべきでは?なんて思います。

 

そんなおかげで通勤時間が短くてすみますから、時間はたっぷりあります。なのですが、日々、あっという間に時間は過ぎていきます。なにをしてるってわけでもないのに。生活リズムがつかめていないのでしょうか?

 

あっという間に時間が過ぎていくのは仕事中も同じです。書類をめくって調べものをし、資料を作成する。ときには会議に参加する。

 

この職場にはシステムエンジニアがいません。その役割を果たすために僕はこの職場にきました。データベースがあるというから、どんなものか聞いてみればExcelにデータをまとめただけのもの。それはデータベースとはいいません。

 

Excelファイルが壊れてしまったらそれで終わりじゃないですか。実際、データがふっ飛んでしまったことがあるようです。情報は宝物なのに。

 

そんな感じの職場ですから、案件は山ほどあります。とても三ヶ月で終わるようなものではない。これから先のスケジュールをどうするかも考えないといけません。

 

それにしても二階の物音がやかましい。僕の部屋は社宅の一階。二階にはどうやら小さいお子さんが住んでいるようで、寝るまでドタバタとかけずりまわっているのです。昨日などは夜の11時頃まで運動会をしていました。子どもなんだからさっさと寝ろよ。

 

でもね、文句をいうつもりはないのです。おとついの朝でしたか、そのご家族と出合ったのですが、そのお子が僕を見るなり、満面の笑みで頭を下げながら「あーす。あーす」と言ってくれたのです。

 

きっと「おはようございます」と言ってくれたのだと思う。すっげーかわいかった。だから、少しくらいの物音は許す。二階の物音を聞けば「あぁ、あの子なんだな」と思って、それ以上はどうも思わないのです。すでに顔は忘れてしまったけど。