「総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」が届いたよ
面白いものが届きました。
総合消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ
管理番号(そ)5100
この度、ご通知致しましたのは貴方の利用されていた契約会社、ないし運営会社から契約不履行による民事訴訟として、訴訟が提出されました事をご通知致します。
裁判取り下げ最終期日を経て訴訟を開始させて頂きます。尚、ご連絡なき場合原告側の主張が全面的に受理され執行官立会いの元、給料差し押さえ及び動産、不動産の差し押さえを強制的に履行させて頂きますので裁判所執行官による執行証明の交付を承諾していただくようお願い致します。
裁判取り下げなどのご相談に関しましては当局にて承っておりますので、職員までお問い合わせ下さい。
尚、書面での通達となりますのでプライバシー保護の為、ご本人様からご連絡頂きますようお願い申し上げます。
※取り下げ最終期日 平成30年6月15日
法務省管轄支局 国民訴訟通達センター
東京都千代田区霞が関4-1-9
お問い合わせ窓口 03-6396-9321
受付時間9:00〜19:00
母宛てに届いたんだけど、残念ながら母は他界してもう10年くらい経つんだわ。
一瞬、いろんなことが頭の中で巡りましたけど、ググってみれば詐欺だということが判明。調べればすぐにわかることなのに。
でも、僕の母が生きていたら高齢者の部類に入るんだろうから、ググって調べるということなどせず不安になっていたでしょうね。年寄りを狙った詐欺って絶対になくならないんだね。まあ、ハガキ一枚62円で何十万も何百万も稼げるんであれば人の心がない奴らはこんなことも平気でしちゃうんだろうけど。
それにしてもツッコミどころの多いこのハガキ。
そもそもこんなことがハガキで通達されるのがおかしい。書面にはプライバシーがどうたらって書いてあるけど、このハガキ自体がプライバシーもなんもあったもんじゃない。
総合消費料金ってなによ?利用していた契約会社ってどうこよ?契約不履行ってなんの契約よ?具体的なことがなにひとつ書かれていない。
だから、このハガキを受け取った人間は勝手にいろんなことを想像して不安になるのでしょうね。ハガキを受け取った直後の僕みたいに。
調べてみれば、国民訴訟通知センターってところも存在しないみたい。
文面のパターンは何種類かあるみたいだけど、こんなもんいろんなパターン作ってなんか意味があるのだろうか?
電話かけても繋がらないこともあるのだという。身元がバレないように定期的に番号を変えているんでしょうかね?そもそもこんなところに電話などしてはいけません。
詐欺には引っかからないように注意しましょう。