ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

ゴミ捨てのルール

ごみ

ゴミ捨てのルールというのは住む場所によって違います。僕がこの地に越してきて約二週間。この地域のゴミ出しルールはどうなっているのだろう?とそれなりに気にしてきました。

 

でも、越してきたばかりなのでゴミを出すほど溜まってはいない。とはいえ、二週間も生活していればそれなりにゴミは発生するわけで。どうにかしないといけません。

 

さいわいにも今の時代は世ネットで調べれば、どうにかなりますね。昔だったら自治会長さんとか役所にいってゴミ出し表みたいなものをもらって、それを冷蔵庫の側面に貼り付けておかなきゃいけなかったんだろうけど、そんな手間も必要ありません。

 

どうやら、この地域でのゴミの分別の仕方はわりと大雑把らしい。燃えそうなものは全て燃えるゴミ。その他は燃えないゴミ。資源になりそうな紙や布類は資源ゴミ。

 

ビン缶やプラスチックも資源ゴミになるけど、入れる袋は燃えないゴミの袋らしいです。これがちょっとややこしい。

 

僕の地元ではビン缶は透明な袋に入れて出していました。指定の袋に入れる必要はなかった。プラスチックも資源ゴミなどではなかった。軟質系のプラスチックはわけて捨てる必要があった。

 

細分して捨てても結局、処分場では結局、全部まとめて燃やしちゃうなんて話も聞いたことあるから、僕らの努力がどこまで報われるのかはわからない。この努力が知らない誰かの儲けになっていることなんて想像したくもない。

 

で、今朝は燃えるゴミの日だったんですね。家の前にゴミステーションがあるのでそこに出しておけばいいはず。カラスなどに荒らされる可能性もない捨て場だから、前日の夜に出してもいいかなぁと思って様子をみにいったんだけど、誰も捨ててなかった。

 

きっと前日にはゴミを出してはいけないルールなんだ。新参者なのにルールを破るわけにもいかない。目をつけられるのはいやだから。結局、前日にゴミを出すのはやめました。

 

次の日が燃えるゴミの日なので、早朝(といっても六時くらい)にゴミを出しにいったんですけどね、やっぱりゴミ袋はそこにはない。

 

「捨てる場所が違うのか?」「やっぱり今日は燃えるゴミの日ではないのか?」「ここはすでに使われないゴミステーションなのではないだろうか?」いろんなことを考えましてね、そのままいったんゴミを持ち帰りました。

 

そして出勤前の八時頃。再度、ゴミステーションの様子を確認しました。これでゴミが捨ててなければ、諦めよう。そう思ってそこを覗いたところ、、、捨ててあるではありませんか、燃えるゴミが。

 

やっぱり僕は間違っていなかった。今日は燃えるゴミの日だったし、ここがゴミ捨て場だった。幾度の壁を乗り越えて、ようやくゴミを捨てることができたのでした。

 

僕がここまでゴミ捨てに気を使う理由はふたつ。

 

  • ここが社宅だということ
  • ゴミ袋には名前を書かなければいけないということ

 

ルールが守られていないゴミが捨ててあった場合には、いとも簡単に個人が特定される環境がここにはあるのですよ。こんなことでトラブルを招きたくない。だからここまで気を使う。できるだけひっそりと暮らしていきたいのです。

 

たかがゴミ捨て。されどゴミ捨てなのです。