ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

男仙台ひとり旅「観光船で松島湾一周の日」

松島観光

はじめての仙台旅行。その二日目。今日は松島へ行ってみようと思っていた。僕は松島と松原の区別がつかず、なんど検索ワードを間違えたことか。

 

松島は日本三景のひとつ。その島々を巡る遊覧船に乗るのだ。

 

僕が乗った仁王丸は松島湾をぐるりと一周するコースで一周50分。一時間おきに船は出ている。

 

僕は今回、チケットを予め予約しておいたけど、別に予約せずとも乗れそう。松島海岸駅で「チケット販売はコチラ〜」と声掛けとしているけど、駅近くの販売所でなくても、船乗り場の近くでも買える。観光案内のおっちゃんもたくさんいるので安心。

 

船は二階建てになっていて二階席は別途お金が必要。追加で600円。ちなみに通常チケットは1350円。僕は二階席から松島湾を眺めることにする。

 

松島

 

出港前に雪がちらつき始める。松島あたりは雪が降りやすいのか、それなりに積雪している。多少寒かったが、テラスで海風を感じていたかったのでテラスで50分を過ごした。

 

 

フェリーの波しぶきをみていると、あぁ、旅しているなぁって感じがする。と同時に昔見た二時間ドラマを思い出す。

 

仁王丸

 

船をおりて時間は11時。少し早いけど昼食をとり、その後、すぐそばにある福浦島に行くことにする。福浦橋を渡るのには200円かかる。検問所におばちゃんがいて、そこにある自販機でチケットを買うように促される。

 

福浦島

 

島をぐるりと一周して40分くらいかな。散歩するにはちょうどいい。が、この島でも積雪はあって、日陰の歩道が多いもんだから、アイスバーンのようになっている箇所もある。ご年配の方は要注意ですよ。

 

 

さてさて、歩き疲れたので仙台まで帰りますか。と思いきや、ふとみると参道が。元旦だし、これもなにかの縁と寄り道することに。

 

と、道は三又にわかれている。メインの参道とその左右にそれぞれの道が。僕は右の道を選ぶ。バッドエンドになりませんように。

 

瑞巌寺

 

岩に掘られた穴。そして仏像。ここで無心に修行をしたのだろうか。なかなかに圧巻。調べてみると、瑞巌寺の参道だったよう。寄り道したここが以外にもいちばん感動したかもしれない。

 

ふたたび電車にゆられ仙台へ。夜まで、なんだか疲れたので温泉へ行く。近場の温泉を調べてみたのだが、どこも車がないと厳しそうな場所にある。癒やされにいくために疲れたくない。

 

駅前の商店街に人工温泉があるらしい。ホテルからは近いし、露天風呂もあるようだし、そこに行こう。

 

topos-hotel.jp

 

ビジター料金1200円(二時間まで)を払って入館。ちなみにここは男性専用。女性は入れませぬ。

 

元旦の午後だというのにそこそこの人数。部屋着みたいのでくつろいでいる人も大勢いる。

 

外には壺風呂と露天風呂。なぜだか外に出てくる人はほとんどおらず貸し切り状態。上を見上げると隣のビルが見えてなんだか不思議。

 

風情を求めている人にはちょっとアレだけど、疲れを取りたい人にはちょうどいい温泉だと思う。仙台駅からも近いので、ちょっとした時間つぶしにもいいと思います。

 

温泉を出るとあたりは暗い。夜ご飯の時間だ。仙台にきて牛タンを食べないわけにはいかないんだけど、どうにもお腹が空いていない。正月なのでお店もあまりやっていない。

 

お腹を空かせるのも兼ねて仙台駅周辺をウロウロ。ここのアーケード街ってとてつもなく長いですなぁ。大阪にも日本一長い商店街ってありますけど、あれといい勝負かもしんない。こっちのほうが道路幅が圧倒的に広いので商店街としての迫力もあります。

 

仙台

 

で、ウロウロすること一時間。まあまあお腹が空いてきたので牛タン屋さんに入ることに。伊達ってとこだったと思う。適当に歩いていれば必ず牛タン屋さんは発見できます。

 

牛タンの写真は撮ってないけど、肉厚で美味しかったです。

 

いつも思うんですけどね、牛タン定食頼むと必ず白菜漬けみたいのと、ピリ辛のお漬物みたいなのがついてきますね。お店によっては生卵とトロロもついてきて、ご飯とのバランスがすこぶる悪くて、おかずを持て余しちゃうことが多いです。牛タン定食の食べ方の正解がわかんない。

 

二日目の夜もよく寝ました。今年いちばんよく寝たんじゃないかって思う元旦の日。