「考え方のコツ」には非常に共感できる本だから読むべし
この本に書かれていることは僕が日常的に実践していることばかりです。だからというわけではありませんが、とても役立つ本だと思います。
一日二回思考の時間を確保する
思考は必ず一時間で切ること。本当に真剣に考えたなら、集中力が続くのは一時間が限度です。
これは僕も実感していることです。考えるというのは非常に疲れることです。今の僕の仕事は考えることがメインなので、「飽き」がこない限りは考え続けます。
いい考えが浮かんだら「よし一区切り」と別の作業に入ります。いつまでもいい考えが浮かばなかったら「これ以上考えても無駄だ」と休憩に入ります。
手を動かさずに腕を組んでぼうっとしているだけの自分を他人が見たら、楽そうな仕事に見えるかもしれません。でも、どう思われようが、結果を残せばいいのです。そうやって実績を積んでいくしかない。
「知らない」ことの中に知識がある
働く人間であれば、常に研ぎすませておかなければいけないこと。それは「想像力」だと思っています。
僕がいちばん大切にしていることですね。「これをやったらどうなるのだろうか?」「これをやらなかった場合にどうなるのだろうか?」
いろいろな選択肢を想定する。そうしなければ、どれが正しい道なのかの判断はつきません。やみくもに歩いているだけでは迷ってしまう確率が高い。仮に迷わなかったとしてもそれは結果論。運がよかったにすぎません。
「逆に考えてみる」「自分の都合より相手の幸せを選ぶ」「一番の敵になって考えてみる」などの項目は、あえて自分にとって不都合な道を選択肢として考えるということですね。
自分に都合のいいことだけを考えていると、「それ以外はみんな的」という状況に陥ります。結果、自分にとって不利な状況になるのです。
反射神経を培う
質問を投げかけられたときに、なにも答えずにじっとしている人がいます。どうしてすぐに反応しないのだろう?と思います。黙っていると非常に感じが悪い。
きっとなにかを考えているのでしょうが、「聞こえていないのかな?」「無視されているのかな?」「答える気がないのかな?」などと勘繰られてしまいます。いずれもネガティブな印象になるわけですね。
すぐに答えられなかった場合は、「少しお待ちください」「すぐにはお答えできませんので宿題とさせてください」などと答えるようにしています。想像で「こうかもしれない」と適当に答えるのもよくありませんね。あいまいな回答ではなにも事は進みません。
集中とリラックス
基本的に残業はしません。残業をするとは、自己管理もできていないし、仕事のクオリティも低い証拠
僕も基本的に残業はしません。考える仕事というのは意外に疲れます。考えるためには集中力も必要。残業をしたところでいいアイデアは浮かばないのです。
明日に繋げるためにも定時後の自分の時間は必要。一旦、頭をからっぽにすることで明日の集中力に繋げます。
その他の項目も読むべし
その他にも参考になる項目はたくさんあります。ひとつひとつ感想を書きたいところですが、膨大な記事になってしまいそうなので項目だけご紹介することにしましょう。
- どんな人にも、いつも同じ態度で接する
- 反論しないというセオリーを持つ
- 求められない意見は言わない
- 知識が増えすぎたらどんどん捨て、自分をまっさらにする
- 思考を書くことで視覚化する