ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

自分の気持ちに気が付かないふりをして出かけ、自分の気持ちに気がつく

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海が見たいと思っていた、ずっと。見たいとも思っていながらも、なんだかんだと自分にいいわけをしては行動に移さなかった。

 

「近いと思うと行かないもんですよねぇ」

 

遠くの観光地には行きたいと思うくせに近くの名所には行こうとしない。いつでも行けるという怠慢。

 

今日は行こうと思った。次の瞬間に行かない理由を探そうという気持ちが湧いた。その気持ちに気が付かないふりをして僕は着替えた。

 

「せっかくこの時間に目が覚めたんだ。天気もいいし、海を見に行かない理由なんてないだろう」

 

水平線の向こうから上がってくる太陽が見たかった。日の出までは1時間以上ある。車を飛ばせば20分で到着する。余裕だ。早くに着いて、まだ薄暗い浜辺を散歩するのもいいだろう。

 

玄関を開けると、そこはすでにブルーとオレンジの混ざりあった空間。

 

「太陽が登り始めている」

 

急がなくても大丈夫。

 

海辺に到着。太陽は水平線の下で僕が到着するのを待っていてくれた。キラリと雲の隙間が光っている。

 

今日の波はすごい。「おぉ」って思わず口にしてしまうくらいにすごい。波を漫画で描いたらきっとこんな感じになるのだろう。

 

海辺を歩く。波打ち際ギリギリに。

 

このあたりにはいろいろなものがたどり着く。

 

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「自販機!?」

 

まさか、こんなところまでわざわざ自販機を捨てにきたわけでもなかろう。だとすれば、どこからか流れ着いてきたものか。大震災のあの日のものなのか。

 

陽が登る。この瞬間だけの日の出。一日がはじまる。

 

やっぱり来てよかったと思う。きっと僕は気持ちをリセットするために今日、ここに来たんだ。

 

こんな場所が近くにあるだなんて。

 

僕はしあわせだ。

10分間でなにが書けるか

「あぁ、今朝もブログ書く時間がなくなっちゃったなぁ」

 

それを言い訳にブログを書かないでいようと思っていた。

 

「あと10分あるぞ」

 

出勤をするまでにあと10分ある。10分しかないと思うか、10分もあると思うか。

 

「10分あればそれなりの記事が書けるだろう」

 

なんて考えてたりすると、のんびりしちゃうんだよね。のんびり着替えて、のんびり鏡をみて身だしなみを整えて。こんなときにやらなくてもいいのにキッチンまわりの雑さが気になっちゃったりして。机を片す試験前みたい。

 

そうこうしているとブログを書く時間は実質7分程度になっていたり。今、この時点で残り1分。出勤する時間はもう少し遅らせても大丈夫だから、あと3分は頑張ってブログが書ける。

 

今日は金曜日。あっという間に一週間が終わろうとしている。あっという間ということは、仕事の時間がそれなりに充実してるってこと。今週も喉の調子が悪くて、つらかったんだけど、頑張ったよ、僕。

 

あと2分。

 

今年度のやろうと思っていた仕事はほとんど片付けた。あとはそれを運用開始するのみ。その準備も着々と進行している。今日もそのための打ち合わせを行う。打ち合わせとか会議とかが入っちゃうとあっという間に一日が終わるよね。

 

今日もきっとあっという間の一日。では、行ってきます。

ハツコイ

ずっと気になっていた。話には聞いていたから。別に探していたわけじゃない。スーパーで買い物をしていたときのこと。店内を見渡していると、ふと視線に入ったのだ。

 

「金賞受賞」

 

その言葉を信じて僕はそれを手に取った。甘露煮とでもいうのだろうか。

 

それはコイ。

 

そう、この地方ではコイを食べるという習慣があると聞いていて、機会があれば食べてみたいと思っていたのだ。

 

コイってあれだよね。お城のお掘りとか公園の池とかで泳いでいるやつだよね。白に赤のまだらの魚だよね?

 

えー、あれ、食べちゃうの?

 

「刺し身で食べるんですか?」と質問した僕に「あんなものは泥臭くてさしみじゃ食えねぇよ」と丁寧に教えてくれた。

 

近所のスーパーで発見しちゃったんだよね。真空パックになったコイを。甘辛く煮られたコイを。パックには「金賞受賞」のシールが貼られていた。きっと美味しいに違いない。

 

僕は少し迷ったあげく、それを購入した。迷った理由は「泥臭い」らしいということ。でも、金賞のコイなら問題なく美味しくいただけるだろう、と。

 

「んー、泥臭いかも」

 

コイの身の部分を口に入れた瞬間の感想がそれだった。先入観によるものかもしれないが、なんとなく泥臭さを感じたのだ。

 

白身の部分の味はなんとなく気になるのだが、卵の部分は普通に美味しかった。カレイの煮付けのそれにも劣らない感じ。

 

肝の部分などは、動物のレバーそのもの。牛とか豚とかね。僕はレバーはきらいではないので(むしろ好き)美味しく頂いた。

 

総評。

一回食べたらそれでいいかな。イルカを食べたときと同じ感想であった。

 

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紙の軽いやつが欲しい

紙の素材のものが欲しいなぁと思っている。たとえばこれ。

 


SIWA 長財布

 

紙の財布。実物を店舗で見たことがあるのだが、おどろくほど軽い。紙のわりには耐久性もありそうですぐにダメになるなんてことはなさそう。

 

財布、パスケース、カバン。僕の狙いどころはこんなとこ。

 

財布とパスケースは今使っているものがダメになったら買い替えようと思う。だけど財布もパスケースもそうそうダメにならないよね。買い替えはいつになることやら。

 

思えば財布は生活の転換期に買い換えてきたように思う。僕がはじめて実家を離れて暮らすことになったときも財布を買い替えた記憶がある。これが社会人初の財布。それにしても、なぜこんなことが記憶の片隅にあるのだろうか。

 

ふたつめの財布もそうだった。生活の転換期にあるデパートで出会ったことをよく覚えている。「あぁ、この財布欲しい」と瞬時に思った。ひとめぼれってやつですな。当時も思っていたのだけど、どうってことはない普通の財布。どうしてこの財布に惹かれるのだろうってくらいに普通の財布。その財布は今でも使っている。これが社会人ふたつめの財布。

 

カバンも紙のものがいいなぁなんて思っている。そうしたい一番の理由は軽さ。重たいのはよくない。

 

以前に持っていたトートバッグもひとめぼれして買った。買う前から「ちょっと重いかな」なんて思っていた。だけども、見た目のかっこよさを重視した。結果、ヤフオクで手放した。長く付き合うには見た目よりも実用性だと思った。

 

紙のカバンが欲しい。購入に至らないにはわけがある。紙だけあってチープさがいなめないのだ。モノを買ったときについてくる紙袋とはわけが違うけど、どうにもいまひとつ。

 

まず色。単色のものがほとんどで、それがチープさを強調している気がする。僕はシンプルな格好をすることが多いので、カバンなどの小物はデザイン性を求めたいと思っている。ある程度なら派手でもかまわない。シンプルな服装にシンプルな紙のカバン。おもしろくない。

 

そこで考えた。自分でデザインしてしまうってのはどうだろう。黒一色の紙のカバンに水しぶきのようなデザインを施す。色は赤。飛び散った血のイメージ。あぁ、かっこいい。問題はそのかっこよさを自分で作り上げることができるかどうかだ。

マズローの欲求5段階「第2段階;安全欲求」

安全安心な暮らしへの欲求。

 

これもまあ満たされているのではないかと思う。というかこれを満たすために僕は常日頃から様々なことに気をつけているのだ。

 

食べること、人間関係、暮らし方、考え方。

 

病気にかからないということは安心安全に繋がる。今の季節でいえば帰宅後のうがい、手洗い。それでも風邪は引いちゃうんだけど。

 

食べることは生きることの基本なので気を使う。食べたいものを好きなだけ食べて体にいいわけがない。自分が食べたいと思っているのではなく、食べさせられているという罠が潜んでいることにも注意したい。

 

人間関係。自分の身を守るためにも人間関係は良好でありたい。一線を超えず、不要な人間関係を作らず。不要だと思ったらバッサリと切り捨ている。人間関係の争いごとで一番多いのは身内だという。親しい関係がどれだけ危ういことか。

 

暮らし方、考え方。これも自分の身を守るために怠ってはならないこと。安全運転は相手を傷つけないということだけではなく自分の身を守る。あおり運転を受けない。巻き込まれ事故にあわない。

 

イライラしない。自分にも相手にも。精神をいらつかせていいことなどほぼない。考え方ひとつでこれはどうにでもなる。

 

考え方を変えるには、まず自分がどういう思考であるかを知らなければならない。思考は毎日変わる。その毎日を記録する。自分がどういう傾向にあるのかを知る。そのための手段としてブログは有効であろう。実際、自分もこのブログのおかげで随分と穏やかな思考になれたと思う。

マズローの欲求5段階「第1段階:生理的欲求」

人が生きていくために必要な本能的、基本的欲求が生理的欲求。例えば、睡眠欲、食欲、排泄欲など。

 

生きているということはこれらの欲求は満たされているのだと思う。眠ることをしない人間はいない。

 

だが、睡眠の質が悪いだとか、長時間眠れない、寝たいタイミングで眠れない。そういった問題はある。

 

それを解決するために布団の質を上げるとか昼間、体を動かすだとか、ブルーライトカットをするだとかの努力をする。

 

僕自身、100%快適に眠れているかと言われれば、そんなことはないが概ね問題はないと思っている。(というか、眠れない、眠れないと悩むと余計に眠れなくなるので問題ないと自分に言い聞かせている)

 

食欲と排泄欲。食べて出す。これもしないと生命を維持できない。排泄欲という言葉ははじめて知ったかも。これも欲なんだな。

 

食べることは大事にしたいと思っている。なにを食べるかではなく、なにを食べないか。加工食品はできるだけ口にしない。お菓子類もできるだけ買わない。今日は甘いものが食べたいって思ったときには買う。我慢するとそれがストレスになるから。さいわいにもバクバクお菓子を食べたいという欲求はないので我慢することも少ない。

 

「食べたら出す」の出す方もとても大切だと思っている。そのためには腸内環境を整える必要がある。

 

栄養を吸収したあとの残りカスをいつまでも体内にとどめておいて体にいいはずがない。不要なものだから早く出してあげなければいけないのだ。

 

僕は快便体質な方だと思っているけど、それでもたまーに出ない日もある。そんな日はお腹が張ってしまい、なんとなくいい気分ではない。

 

僕は朝、起きてすぐにコーヒーを飲むようにしているんだけど、それは快便のおまじないみたいなもの。コーヒーを飲んだらトイレに行きたくなると自分に思い込ませている。だからかどうかは知らないが、コーヒーを2杯飲んだあとには、ほぼ必ずトイレに行く。快便な朝。

 

生理的欲求については満たされていない人はいないと思うけど、その質については人それぞれで、質がよくないとストレスになるのだろうと思う。なにせ人間の欲求の第一段階なのだから。

喉のひゅいってなるところ

体調がよくない日々がかれこれ2週間くらい続いています。痰がからむ咳というのは治まってきたのですが、空咳は続きます。喉がくすぐったい感じというか。息を吸い込むと喉の辺りがひゅいっとなって咳き込んでしまう。

 

先日、会社で弁当を食べているときなんかはもう大変でした。食べ物を飲み込んだときに、喉のひゅいっとなる部分を刺激してしまったのでしょう。咳が止まらずに大変で。外に出てずっと咳き込んでいました。自分の意思に反して咳き込んでしまうのはとてもつらい。涙目になりました。

 

薬は種類を変えて3日分を2回飲んだんですね。それでも治らなかった。あまり薬に頼りたくないので「せき、たん、のどには浅田飴だろ」と思って、それを舐めていると、あら不思議。喉のイガイガは治りました。でも、喉のひゅいっとなるところは治らずです。ちなみに「せき、こえ、のどに浅田飴」が正解のようです。

 

昨日からは偏頭痛っぽくもなりまして。偏頭痛って滅多にならないんですけど、これ、つらいですよね。頭痛持ちの人って結構いるみたいですけど、常にこめかみの辺りが締め付けられているようで、とてもつらい。

 

今日はここまで。あぁ、いや、オチは特にありません。