ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

2017-01-01から1年間の記事一覧

シネマ歌舞伎「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」の感想

東海道中膝栗毛とは十返舎一九の代表作のひとつ。2016年の夏に歌舞伎上演されたものが、2017年にシネマ歌舞伎として観られることになった。僕は昨年の舞台も生で観ている。シネマ歌舞伎で観てもその面白さはじゅうぶん。最近のシネマ歌舞伎はカメラワークも…

有吉佐和子「悪女について」の感想

最近、有吉佐和子の小説をよく読む。といっても今日読み終えたばかりの「悪女について」が三冊目。以前には「複合汚染」と「恍惚の人」を読んだ。 本書が書かれたのが1978年。40年近く前の本だ。「複合汚染」「恍惚の人」を読んだときも感じたのだが、全く古…

「本音で生きる」を読んでの感想

本音で生きられる人もいればそうでない人もいる。前者は強い人、後者はそうではない人。とは限らない? 僕はといえば、そうだなぁ、時と場合による。絶対に譲りたくない自分の軸に関する部分については本音で勝負する。そうでなければ妥協する。常に本音が望…

ピロリ菌検査は自宅にて 検査キットで気軽に行おう

むだ死にしない技術という本を読んで興味を持ったピロリ菌の検査。ピロリ菌をもっていると胃がんにかかりやすくなるらしい。その対策はピロリ菌の除菌しかない。僕の胃の中にピロリ菌は存在するのか。それを調べるためにピというサイトからピロリ菌簡易検査…

有吉佐和子「恍惚の人」を読んでの感想

人は誰でも年を取る。どんなに立派な肩書があっても、どんなに沢山のお金を持っていても同じように時間は進み、歳を重ねやがては死ぬ。その直前、人はどのようになるか。老人問題を描いた一冊。今から45年も前に取り上げられたこの問題はよりいっそう深刻に…

自己啓発ツールとしてのブログ

どうやらこのミニマムコラムというブログを開設してから二年が経ったらしい。はてなからメールが届いてはじめて気がついた。すっかり忘れていた。それくらいこのブログが僕にとっては当たり前の日常になっているということだろう。 ブログを開設した当初は記…

無駄だと思うことも変えられないのが現実

来月から余計な出費が少し減りそうだ。出向先には親睦会というものがあって、属すればいやおうなしに会費を徴収される。毎月800円。年間にすれば9,600円にもなる。まあまあの負担だ。来月には出向を解除される予定だからその出費がなくなるというわけだ。 こ…

仕事の重圧、そしてメンタル崩壊

本社復帰に向けて上司からヒアリングを受けた。本社復帰すべきかどうかと。 まあ、所属部署がどこでも変わりはしないよね。人の気持ちが変わらなければ、どう形を変えたって同じだもの。そんなふうなことを僕は上司に伝えた。 んで、その中でチーム内の後輩…

五月花形歌舞伎の感想 大阪松竹座にて

2017年5月の松竹座は澤瀉屋、中村屋による花形歌舞伎。昼の部は「戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた)」という舞踊と「金幣猿島郡(きんのざいさるしまだいり)」の通し狂言。夜の部は「崎村(のざきむら)」という恋物語、「怪談乳房榎(かいだんちぶさ…

映画「メットガラ ドレスをまとった美術館」の感想

2015年5月2日、NYメトロポリタン美術館(MET)。伝説のファッション・イベント《メットガラ》が華やかに幕を開けた。主催は“プラダを着た悪魔”こと、アナ・ウィンター。企画展示を担当した革新的キュレーターのアンドリュー・ボルトンと、共同主催するアナ・ウ…

必要なのは決断力、現場と上層部の温度差

新年度になって本格的に新しいジョブが動き出した。僕が提案した内容に賛同してもらい予算もついた。主導権は僕にある。予算も僕が自由に使える。かわりに責任もある。失敗をするわけにはいかない。 ある程度の勝算があるから提案したジョブだ。失敗はあり得…

宅配便問題に対応したつもりが、悲しい結果に

宅配便問題。配達する荷物が多くてドライバーさんは大変だというニュースをよく聞くようになった。細かい時間指定。再配達の多さ。 僕もネットで買い物をすることは多い。買いたいものはすぐに見つかるし、実店舗で買うよりもたいていの場合、安い。ある程度…

堀江貴文「むだ死にしない技術」を読んでの感想

むだ死にとは 予防できる手段があるにも関わらず、何の手も打たずに病気にかかって命を落としてしまうこと。あるいは、知識不足や怠慢から検診や治療をせずに健康を害し、生活の質を損なうこと。 146ページの薄い本書。目次等を除けば実質100ページくらいし…

おしゃれで便利なソーラーランタンを購入した

僕はこの記事にあるようにずっとランタン生活の検討をしていた。 どうやら、そのきっかけは節電だったらしい。僕自身、そんなことはすっかり忘れている。 ある日、台所の蛍光灯の点きが悪くなり、新しいあかりをどうしようかと悩んでいた。悩んでいる間にも…

有吉佐和子「複合汚染」を読んでの感想

有吉佐和子の「複合汚染」という小説は1975年発行なので、今から40年以上も前の小説。いちおう小説という形らしいが、内容はドキュメンタリー。 公害先進国日本だった頃の環境問題について述べている。主には食品問題。農薬を大量に使っていた昔の日本。「水…

ひかり電話の解約(休止)前にまずは名義変更をする

僕は未だに自宅に固定電話の番号を持っている。NTTのひかり電話で月額500円。使っていないというよりも電話機をつけていないので使えない。さすがに無駄だと思い、意を決して解約に臨んだ。しかし解約の方法というのはわかりづらい。NTTのサイトを見てもよく…

効率的に食事の準備をするということ

最近は朝、出かける前に晩ご飯の支度をすることが多くなった。特に煮物系。妙に煮物が美味しいのだ。 材料はそのとき冷蔵庫になるもの。ジャガイモやサツマイモは常備できるから芽が出ないようにして保存しておくとよい。 豆類は前日の夜に水につけて戻して…

いかにそれに愛着を持たせるか

モノは大切にしようねという話。 僕は庭の木を切るためにブラックアンドデッカーの高枝チェーンソーを使用している。一般的には高枝切りバサミなのだろうが、ハサミはある程度の太さの枝しか切れない。それ以上の太さの枝を切るためにチェーンソーを使ってい…

「やっぱりヘンだよね」の感想 ホリエモン×ひろゆき

いろんな「ヘン」について語られる一冊。世の中にはおかしなルールがたくさんある。国のルール。学校や会社のルール。暮らす地域のルール。自分だけのルール。そんなルールについて対談しています。 とはいっても本書はLINEのみで行った対談だそう。 第1章「…

白こうじの日本酒 上善如水(ジョウセンミズノゴトシ)を飲んでみての感想

上善如水は新潟の辛口日本酒。バブルの頃に生まれた吟醸酒ブームで脚光を浴びた日本酒らしい。この白こうじバージョンをはじめてみたので買って飲んでみた。720mlで1,100円が希望小売価格。 商品説明 清酒:720ml アルコール分:13度以上14度未満 原料名…

スマホ版固定メニューを変更(はてなブログカスタマイズ)

このブログのスマホ版には画面下に固定メニューを設置しています。 その固定メニューには「HOME」「人気記事」「カテゴリ」「Top」の四項目を表示しています。このうちの「人気記事」を「月間アーカイブ」に変えたいと思います。 ソースの変更 はてなブログ…

「ときをためる暮らし」を読んでの感想

「ときをためる暮らし」という本はこの記事にも書いた「人生フルーツ」のおふたりの語り本。英子さんとしゅういちさん。基本的には映画の内容を本にしたような感じ。映画をみているから、おふたりの姿や生活が本書を読むことで蘇ってくる。 食べることが基本…

モノではないものを手放すというのがこれほど難しいことだとは

家計の固定費の見直し。このブログをはじめたのと同時に行っていた。費用対効果は抜群で無駄な出費は減った。 だけども、もうひとつ気になっていたものがある。固定電話の費用だ。固定電話はNTTのひかり電話を使っている。月額基本料金は基本プランの500円。…

はてなブログの記事一覧(アーカイブ)の表示件数を変更する方法(PC版)

僕のブログではトップページを記事一覧にしています。これを標準機能で実装させようと思えば、毎回「続きを読む」の設定をしないといけないので面倒ですね。 ということでカスタマイズしちゃいましょう。 トップページを記事一覧にする方法 トップページの記…

証明写真を簡単に安く印刷する方法

自動車運転免許証の更新の時期がきた。僕はゴールド免許だから書き換えは五年に一度。それでも面倒だね。なにより警察署に行かないといけないというのに抵抗がある。何も悪いことをしているわけではないが後ろめたい気持ちになる。 自動車運転免許で必要にな…

人に仕事を依頼するときの注意点について

人になにかをお願いするときは、できるだけその人に負担がかからないようにするべきだ。僕はそれをいつも注意している。できるだけの情報を自分で調べて提供する。 なにかを提案する場合はその裏付けとなるデータを添付する。「どうしたらいいですか?」なん…

マシュマロに顔が書かれていてとてもかわいいんだが(アンファンのお菓子)

お土産に選んだ一品。アンファンのお菓子、プリントマシュマロだ。かわいくて一目ぼれした。僕はモノにかわいさは求めないタイプなのだが、このマシュマロは別。お土産として渡せばネタにもなる。 僕はこれを東京駅構内で買った。東京駅にはこの三月に新規出…

シャケバイで暮らすという生き方

シャケバイはいわゆる季節労働の類。鮭アルバイトを略してシャケバイというらしい。過去にNHKの72時間というドキュメンタリー番組でその働き方をみたことがある。 秋サケがとれる九月、十月は繁盛期で人手が足りなくなる。その時期限定でアルバイトを募集す…

僕が自宅で実践している毎日5分の筋トレメニュー

僕はもう十何年も自宅での筋トレをかかしていない。なぜ自宅での筋肉トレーニングか?ジムに行くのは面倒だから。面倒くさがりやの僕はそれだけでやる気が失せてしまう。 それに体型維持が目的の筋トレであればでジムでハードなトレーニングを行う必要はない…

乗り過ごした新幹線が終電だった場合はどうなるか?

僕はよく新幹線を利用する。遊びに行った最終日はギリギリまで遊んでいたいので、たいていの場合、最終の新幹線を利用する。 疲れ切った旅行帰りの新幹線の中。当然寝るよね。そして、乗り過ごす。 ふと目が覚め「はっ!」と外を見るとそこは僕が降りるべき…