ミニマム コラム

執着せず。最低限のモノで。日常の共感。

2018-01-01から1年間の記事一覧

映画「億男」をみての感想、お金について考える

借金を抱えた一男。宝くじが当選し三億円を手に入れた。しかし親友の九十九はその金を持って行方をくらませてしまう。はたして彼の行方は?三億円はどこに? ブルータスで連載されていた当時に美容室でよく読んでいました。とはいってもモロッコに行ったあた…

プラスチックを排除する暮らしを模索する

可能な限りモノを減らしていこうと奮闘中の昨今。プラスチック製品を僕の生活から排除しようと考えている。 百均で買ったであろうプラスチックのかごがいくつかある。冷蔵庫の中の整理用のかご。サプリメントをまとめて入れるためのかご。それらはなくても困…

「でっちあげ」福岡殺人教師事件の真相を読んでの感想

平成15年におきた小学校教諭による教え子へのいじめ事件の真相を綴った本書。「史上最悪の殺人教師」といわれた小学校教諭。果たしてその真実は? 結論からいえばほぼ冤罪。モンスターペアレントによって行われた茶番劇でした。しかし、その茶番劇により、男…

家電リサイクルと小型家電リサイクル

週末から今日にかけて減らす作業に勤しんでおりました。 土曜日、それは庭掃除の日 今日は庭掃除の日です。夏の間放おったらかしの状態だったので草木は勢いよく成長してございました。かつて、そこにあったであろう道さえも遮ってしまう状態。獣すら通って…

いるかいらないかを迷っている時点で、それは必要なものではない

今の僕は一般的な人からすればかなり所有物は少ないと思います。部屋を見た人から「生活感ないよね」って言われることが多いですから、傍目からみてもそうなんだと思う。 だけど、自分としてはまだまだ捨てたい気持ちがあります。漠然と部屋を眺めて「なんか…

「今の家にはなにも残さない」までにモノを減らす

二ヶ月足らずで、また引っ越さなければいけない。今度は本格的な引っ越し。引っ越しなんて何年ぶりだろう。県外に住むことなんてもっと久しいことかもしれない。 そんな状況なので、やることはたくさんある。やることリストのひとつにモノを捨てるという作業…

鉄のフライパン「COCOpan (ココパン) 」を購入した

僕はフライパンをダメにしてしまう天才です。焦げ付かないはずのテフロン加工のフライパンをどれだけ焦がしてしまったか。ダメになったテフロン加工のフライパンはどう考えても体に悪そう。 「今度こそは鉄のフライパンにしよう!」とずっと考えていたんです…

「殺人犯はそこにいる」を読んでの感想

「隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件」がこの本のサブタイトル。 最初の誘拐殺人事件がおきたのが1974年。それから1996年までの間に北関東の半径20km以内で5件の類似事件がおきている。いずれも女児が被害者となっている。 実は犯人とされた人物が逮…

おかえり、この部屋

久しぶりに帰ってきた。僕の家。あたりはすでに真っ暗で庭の様子などわからないが、荒れ果てているに違いない。しばらくは週末ごとに庭掃除に明け暮れると思う。 家の中はなんだかカビっぽい。あぁ、この家には誰も住んでいないんだなぁって感じ。家なんても…

さようなら、この部屋

今日でこの部屋ともさようなら。三ヶ月前にこの地に越してきた。月並みだが、あっという間だった。 僕がこの地で仕事をはじめた日に大阪で地震があった。それから西日本の豪雨、台風。北海道の地震。この夏が猛暑だったことを忘れるくらいに日本中が大変な夏…

遺産争い

いとこから電話があった。どうやら伯父さんが死にかけているらしい。何度も入退院を繰り返していると。その話は何年も前から聞いていたので、ついに死んだかと思ったのだけど、まだ生きているらしい。 結局は遺産相続の話だった。伯父さんが生きているうちに…

胸の痛みの肋間神経痛の治し方

胸が痛む 。痛ましいできごとがあったというわけではなく、本当に痛いのだ。痛み出してから早三日。深く呼吸ができなくてパニくってしまうそうなこともある。 呼吸がうまくできないから、少し歩いただけでも呼吸困難になる。次第にゼイゼイいいはじめて、そ…

Bluetoothで接続可能なマウス(FENIFOX JYH-MX106)を購入したのでレビュー

マウスを買いました。今、僕が使用しているパソコンにはUSB3.1のポートがひとつしかありません。ここに有線のマウスを繋いでしまうと他のデバイスを繋ぐことができず不便を感じていました。 ちなみにTYPE-Cのポートはふたつありますが、電源接続以外で使うこ…

「ちょっと頑張れば元に戻せるレベル」で「ちょっと頑張れるかどうか」

久しぶりに朝の早い時間にブログを書いています。というのも他にすることもないからだ。手元にある本はあまり読む気がしないから、未読のまま図書館へ返そうと思う。 いつもだったら「そうだ、散歩へいこう!」などと奮起して、いそいそと出かけるのだが、今…

2018年8月納涼歌舞伎(歌舞伎座)をみての感想

毎年八月の歌舞伎座は納涼歌舞伎と銘打っての興行。通常は昼の部、夜の部の二部構成だけど、八月に限っては三部構成。人気なのが、第二部の東海道中膝栗毛で今年でシリーズ三作目。 僕は第一部と第二部をみてきました。総じてわかりやすい内容で歌舞伎初心者…

映画「カメラを止めるな!」をみての感想

どこかのブログで紹介されていて、なんとなく観てみるかぁって思ってみた映画。これがとんでもなく面白かった。 ジャンルとしてはゾンビコメディってことになるらしい。今更ゾンビ映画ねぇ。しかもコメディねぇ。さむい映画じゃないの? なんて思わないでく…

ナルト歌舞伎を観ての感想

忍者の里である木ノ葉隠れの里に育った落ちこぼれ忍者、うずまきナルトの成長を描いたバトルアクション物語。様々な伝承などに材を得た独自の世界観で、日本のみならず海外にも多くのファンを持っている。 今作では、ライバルうちはサスケとの友情と確執や、…

話のきっかけ

「お盆は帰省されるのですか?」 まるで季節のご挨拶のように何人もの人から問われた。 「いやぁ、帰っても車もないですしね。荷物もこっちに運んでいますから」 聞かれるたびに僕はそう答えた。まあ、別に僕が帰省するかどうかが知りたかったわけではないと…

カンパしてくれとLINEでいわれたんだが・・・

弟の嫁からLINEがきた。一年に一度あるかないかの連絡。久しぶりに気が滅入った。子どもが部活で優勝して全国大会に行くから、カンパしてくれというのだ。 数年ぶりにきたLINEがその内容。厚かましいというか図々しいというか。彼女は昔からそんなところがあ…

「心にナイフをしのばせて」を読んでの感想 28年前の酒鬼薔薇事件

神戸連続児童殺傷事件いわゆる酒鬼薔薇聖斗事件が起きたのが1997年(平成9年)。そこからさかのぼること28年。過去にも類似の事件が起きていた。1969年(昭和44年)に起きた高校生首切り殺人事件(サレジオ高校首切り殺人事件)である。 「やはり豚に似てい…

「自分のことだけ考える」を読んでの感想

「自分のことだけ考える」堀江 貴文 基本的には今まで出版された堀江本の内容と同じで言葉を変えただけの内容です。だけども、言っていることは「なるほど」と思うことばかりです。 炎上される者になれ 嫌われ者になって炎上してでも注目されろということで…

これから先を自分で決める

この地に越してきて早一か月半。この地で仕事をするのは三か月だけだから半分が過ぎたことになる。 ここで仕事をしていると時間が過ぎるのがとても早い。時計の進み具合が違うんじゃないかってくらいに。 一週間が終わるのも異常に早いし、今日までの日々も…

「TOKYO 0円ハウス0円生活」を読んでの感想

この本のはじまりはホームレスの話からはじまります。厳密には家を持っているのでホームレスなんかじゃないんだけど、隅田川沿いに勝手に家を建ててしまっているので住所不定という意味でのホームレス。 この本が書かれた2007年時点では国土交通省は見て見ぬ…

「10年後の仕事図鑑」を読んでの感想

堀江貴文さんと落合陽一さんによる本「10年後の仕事図鑑」図書館でずっと予約待ちだったから期待して読んだんだけど、それほどでもなかったかも。 今のシステムに依存しないで自分のやりたいように仕事すればいいじゃん。できないっていいわけなんてしないで…

「遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層」を読んでの感想

1999年に埼玉県のJR桶川駅前で女子大生が白昼堂々殺された事件。犯人は交際相手の男とその仲間。仲間のひとりが金で雇われて殺人を犯したのだった。殺されるまでにも執拗なまでの嫌がらせや脅迫行為。 これらを警察に相談するも警察は対応するどころか、告訴…

どう扱っていいのかわからない

約一ヶ月ぶりに逆出張という形で帰省したのは先週のこと。僕がいない間に本来、僕がこっちで行うべき仕事を他の人に任せていたので、その様子見も兼ねて。その他にも細かい仕事の打ち合わせなんかも兼ねて。 月曜日が祝日だった一週間だったから実質四日間。…

空き家の一ヶ月

約一ヶ月ぶりに地元に戻った。この間、いろんな心配事があった。僕が新地へ赴任したのは大阪で地震があった日だった。そして日本の左側を襲った豪雨。 僕んちの裏山は崩れやすく、実際に過去2回がけ崩れを起こしていた。幸いにも2度とも家屋に被害はなかっ…

2018年7月歌舞伎座大歌舞伎の感想

今月の七月大歌舞伎は市川海老蔵。昼夜ともに通し狂言。昼の部は「三國無雙瓢箪久」夜の部は「源氏物語」 僕はまず源氏物語を見ました。歌舞伎とオペラと映像の融合。能の要素も強くあり、とてもきれいな世界でした。冒頭で日本の四季の移り変わりを映像でみ…

社宅の冷蔵庫

僕はいま、期間限定で社宅を使わせてもらっている。この部屋に入ったのが6月の半ば。梅雨の時期だった。雨なんてほとんどふっていなかったけれど。 それからしばらくして梅雨が明けた。え?もう梅雨明け?なんて誰もがいうくらいに早い梅雨明けだった。朝晩…

「日本を捨てた男たち」を読んでの感想

以前に「だから、居場所が欲しかった。」 を読んでなかなか興味深かったので、同著者の「日本を捨てた男たち」を読みました。サブタイトルは「フィリピンに生きる困窮邦人」 困窮 困り果てること。困り苦しむこと 貧しいために生活に苦しむこと www.a-s-blog…